秋田合宿【1日目】

4年 小澤 聖輝


私にとって最後となる秋田合宿に向かう為に、本日の明け方からバスで秋田の方へ向かいました。片道約8時間掛かる道中ではとてもリラックスでき、毎年お世話になっている「森山館」に近づくにつれて気持ちも高まってきて、自分の中でも程よい緊張感を持つことが出来ました。

 今年、四年生となり最後の秋田合宿を迎える中で後輩に先輩の背中、というのを感じてもらえる様に、また四年生としての行動・発言を出来る様にしたいと思っています。その為に、まず自分自身の行動を律し自分からチームを引っ張っていけるように四年生としてこの合宿を迎えたいと思います。そしてピッチャーリーダーとして、主将・副主将を盛り立てる事ができたらと思います。一人一人が課題を持って練習に取り組むことが、チームの士気を上げることにつながると思います。

 全日に一人ひとりが最高の形で迎えれる様にこの合宿でスキル・メンタル共にレベルアップ出来る様、10日間という限られた日数の中で懸命に取り組んでいき、最後の全日本大会で四年間の集大成を発揮したいと思います。


秋田合宿【2日目】

3年 勝又 駿


合宿2日目。本日は天候に恵まれ、最高の野球日和でした。また秋田は東京に比べとても涼しく、思う存分に集中して練習に打ち込むことができます。全日本大会に向けて全員が弱点克服をし、チームのレベルアップができるよう、高い意識で取り組んでいきます。

本日は午前中にフリー打撃を行い、午後はノック、一本打撃、走塁練習を行いました。私たちは毎年合宿前にチーム、学年、個人でそれぞれの目標を決め、それを「合宿のしおり」に載せています。
私は上記の練習メニューにおいて、各自が目標を達成するために意識して取り組めたと感じました。しかし、今年の目標である「ダントツで日本一」を達成するにはまだまだ足りません。明日からは一球も無駄にすることなく、全員で声を掛け合い取り組んでいきたいと思います。捕手である自分からチームを盛り上げ、緊張感のある練習ができるよう、リードしていきたいです。

「人間にはニ種類の人がいる。できない理由を探す人とできる方法を考える人。」これは私の心に残っている言葉です。私は常に後者でありたいと思っています。しかし、自分に甘い気持ちがあったり周りの目を気にしてしまうと言い訳を考えようとし、前者のようになってしまいます。

春の関東大会、リーグ戦では日本大学に負け、本当に悔しい思いをしました。もうあのような思いは二度としたくありません。全日本大会で勝つためには前者のようなマイナス思考な考えではなく、後者のような向上心と工夫が必要になります。合宿で精神的にも技術的にもレベルアップするために、向上心をもち、工夫して練習に取り組んでいきます。

本日はたくさんのお客さんが球場にきてくださり、たくさんの差し入れをいただきした。この場をお借りして御礼申し上げます。改めて私たちも一層気持ちを引き締めていかなければいけないと感じました。そして結果で恩返しをしたいと感じました。
また、OBの方々も東京からきてくださり一緒に練習を行いました。とても嬉しく、練習にも気合いが入りました。
大学を卒業後もこうして私たちのためにわざわざ遠くまで足を運んでくださることは、感謝の気持ちでいっぱいです。私たちがこうしていつまでもOBの方々と仲良くしていただいてるのも、池田監督の徹底したご指導があるからだと感じております。
私が卒業して社会人になったら、OBの先輩のように、合宿に行き後輩たちのためにアドバイスやサポートをしたいです。

これからも合宿の様子を中央大学準硬式野球部のホームページにて掲載しますので、お時間がありましたら見ていただけると嬉しいです。
そして、8月26日から名古屋にて全日本大会が開催されます。4年生も最後の年ということで非常に気合いが入っています。1.2.3年生もチームの勝利に貢献するために気合いが入っています。応援してくださる方々に良い報告ができるよう頑張ります。
宜しくお願いします。



秋田合宿【3日目】

2年 萩原 大貴


合宿3日目。本日は昨日に引き続き、天候もよく、夏が感じられる日でした。野球はやはり炎天下の中やるスポーツだと改めて感じました。

本日は秋田の審判員の方々をお招きして、アップ、キャッチボールのあとに審判講習会を行いました。毎年秋田合宿へ来たら、この審判講習会は恒例の行事になっています。

普段の練習では審判はつかないで練習していますので、年に一度の充実した練習ができます。一試合にあるかないかわからない難しいプレーなどをジャッジするので、自分達も「その場面ではこうすれば良い」とわかるので勉強になります。
また、午後は審判の方々について頂き紅白戦をしました。両チーム力が均等になるように分かれ真剣勝負をしました。しかし、自分のチームは負けてしまいました。本当に悔しかったです。これが全日本大会だったら終わりなので、これよりもっと悔しい思いをするのかと思ったら、これからの練習はさらに自分に厳しく仲間に厳しくすると決意しました。

そして、今日で自分達のOB会長である野々下さんがお盆なので帰られます。お盆ギリギリまで自分達の練習を見てくださり、激励の言葉をかけてくださいました。遥々、遠方まで時間をさいて来てくださる方々、また、応援してくださる方々がいることを自分達は全日本大会優勝という感謝の形で返したいと思います。
その為にこの合宿で、力をつけたいと思います。
まだまだ合宿は序盤なので、この日誌も見ていただけたら幸いです。



秋田合宿【4日目】

4年 古賀 達彦


合宿4日目。本日は天候に恵まれず、朝から雨に見回れました。
しかし、こういう天候でも試合があるかもしれません。グランド状態が良くない中で練習できる貴重な機会とプラスに考え練習に取り組みました。

スカルパ球場に移動し雨が強くなりそうだったため、キャッチボールを済ませ、すぐにノック・バント練習を行いました。
雨の中で試合があることを想定しての緩くなったグラウンドでのノック・バント練習では、ボールをどう握って投げれば濡れたボールをしっかりと投げれるか、グランド状態が良くない中でどの程度の力でバントでのボールを転がせばよいかなど、選手一人一人がどのような状況でも対応していけるよう考えて練習に取り組みアドバイスを出し合いました。
普段ではなかなか出来ない貴重な練習になったと思います。

一旦宿舎に戻り、午後からは能代商業高校野球部の室内練習場をお借りして、ティーバッティングやフリーバッティングを行いました。
フリーバッティングでは、OBである亀井さん、長谷川さん、桑原さん、金城さんがバッティングピッチャーに入ってくださり、生きた球を選手に投げて下さいました。
普段お仕事が忙しいにも関わらず、私たちと共にグランドを駆け回り、練習を手伝ってくださる先輩方、グランドを貸してくださった能代商業野球部、毎食美味しいご飯をお腹いっぱいになるまで作ってくださる旅館の方をはじめ、私たちは多くの方々に支えられて野球に全力で取り組めるのだと改めて実感したと共に、感謝の気持ちでいっぱいになりました。

今年は、私自身特別な思いを持ってこの秋田合宿に臨んでいます。
全日本大会では一昨年、優勝した昨年と私自身納得のできるプレーが出来ませんでした。今年は最後の集大成として絶対全日本大会で納得できるプレーをすべく、この秋田合宿でも基礎から見直すことで不安を解消し、最高の状態で大会に臨めるようチーム・個人共に全力で練習に取り組んでいきたいと思います。



秋田合宿【5日目】

3年 鈴木 悠介


合宿5日目。本日は天候にとても恵まれ絶好の野球日和でした。
秋田は東京に比べとても涼しく私達はとてもいい環境で野球ができています。これも両親を初め、中央大学準硬式野球部に御支援、御声援をしてくださっている方々のおかげです。こうして毎年実のある合宿が出来ていることに感謝し、その感謝の気持ちを形で現せられるよう日々練習に励んでいます。

又、これまで練習を手伝ってくださった、金城さん、桑原さん、長谷川さんが本日お帰りになります。お忙しいなか貴重な休暇を自分達後輩の為に秋田まで来てくださり、練習をお手伝いしていただいたことにも感謝の気持ちを忘れてはいけません。自分も、そういう先輩になりたいと思いました。

本日は午前中にノック、バッティングを行い、午後から富士大学さんとのオープン戦がありました。私達は全日本大会前の大事な試合でもありこの合宿で練習している事を試すとても重要な試合でした。

試合は初回に2点を先制されてしまい、打線のほうも4回までノーヒットに抑えられてしまい、中盤まで相手に主導権を与えてしまいました。しかし、8回に4点を取り、試合は5対2で中央大学が勝ちました。この試合での反省点は、やはり先に相手に点数を与えてしまうと試合運びが苦しくなるという事です。全日本大会では、相手に先取点を与えない事をバッテリーを中心に組み立てていけたらなと思いました。逆によかった点は後手に回っても最後に逆転出来た事はとても良かった事だと思いました。

合宿も後5日となり、チームもいい雰囲気で練習に取り組む事ができています。この雰囲気のまま全日本大会に望みチームの最大の目標である、全日本大会二連覇を達成したいと思います。




町議会議長 児玉信長様より120kgの秋田米を頂きました!!

頂いたお米をたくさん食べて、全日本大会を戦いきる体づくりをしていきた
いと思います!!児玉様、この度は誠にありがとうございました!!

秋田合宿【6日目】

4年 山野 建


本日は、合宿6日目です。また合宿の折り返し日でもありました。
私として、四年目の集大成。全日本大会二連覇への最終チェックでもある合宿です!

本日も同様にスカルパ球場で、ダッシュ、インターバルなどアップを行い、ノック、フリーバッティング、シートバッティングを行いました。
本日は午前中のみの練習だったために、途中チームの雰囲気が全く活気だっておらず、池田さんから短い時間ほど意識の高い練習が必要だと鼓舞されました。全日本大会二連覇を成し遂げるためには一日も気を抜けないという事を感じ、池田さんの指導後は、自分達らしい元気で活気のある練習を行うことができました。
そして毎日白神山地の美味しいお水を届けて下さる工藤様。透き通った冷たいお水を飲むと、もっともっと頑張ろうという気持ちになります。工藤様、本当に毎年ありがとうございます。

そして、午後からは毎年お食事会に招待して頂いてる大森様に夕食を御馳走して頂きました。私自身、毎年楽しみにしている行事でもあります。そして今年も一週間かけて作られたという大森様特製のカレー、普段は食べられない高級なアワビや、1本のマグロ、サザエやホタテの新鮮な魚介類など本当に美味しい料理を堪能することができました!さらには、夕食後に花火大会もあり、多くの綺麗な花火を見ることで心から感動し、リフレッシュをすることもできました。また大森様、奥様、大森グループの社員の皆さまには、毎年盛大に歓迎して頂き、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

このように、多くの人の支えがあるからこそ、私達は快くプレーというものができているのだと改めて感じる事ができました。さらに、多くの皆様に感謝をする事で全日本大会二連覇という形で恩返しができるように、残りの合宿を一生懸命取り組みたいと思います。




秋田合宿【7日目】

2年 勝山 大輝


合宿7日目の本日は、天候が悪く時折中断を挟みながらの練習となりました。
強い雨の中森山館から9キロをランニングで球場に向かい、キャッチボールをした後ノックをしました。ノックを雨の降るなか行ってので、とてもボールはすべり足場は悪い状態でした。
しかし、このような場面でも試合を行うこともあり得るので、先日池田監督にも言われていましたが、万全の状ではない雨の中の練習というのが一番練習になります。いざ雨の中で試合を行う時に、この経験が少しでも活かせたらと思いました。
どのような握りをすれば滑るボールを暴投せず投げられるのか、ロジンはどのくらいつければいいのか、濡れた地面でのゴロの捕球などとても内容の濃い練習となりました。

そして一本バッティングでは、1死1、3塁と1死1塁でのケースでのバントも行いました。バントを確実に決めることは、自分がチームに貢献できる一つの手段だと思うので、意識を高く持って練習しました。全日本大会まで試合間隔が開き、一本バッティングのような実践形式での練習は試合を想定できる貴重な練習なので選手全員が試合を意識し、集中してやりました。

午後は雨が強く降っていたのでグランドの水取りをして、練習はフリーバッティングから始まりました。
フリーバッティングは個々のバッティングの課題を意識しながら行いました。自分は、肩が下がってしまいフライが多くなってしまうので、ヘッドをたてて打つことを意識しました。
最後にロングティーを行い、帰りは学年対抗のリレーをしました。全員が全力で走り、結果は1位3年生、2位1年生、3位2年生、4位4年生という結果になりました。
合宿の疲れからかみんな足があまり動いてなかったり声が出ていないように感じられました。しかし、こういう状況で全員が声を出し、盛り上げて練習できれば、試合での粘り強さや勝負強さというのが身に付いていくので、内容の濃い練習をつくれると思います。

また、先日より健康に良い活性水素水を作ることのできる浄水器を下さった庄司様が東京よりはるばる秋田まで来てくださいました。この活性水素水を練習で飲み、体調を崩さないようにして合宿を乗り切って行きたいです。

合宿も残り少なくなってきました。しかし合宿はこの終盤にどれだけ元気を出して取り組めるかでこの合宿が良い合宿であったかが決まると思います。最後の3日間を素晴らしい3日間にし、全日本大会に繋げられるようにするため私達下級生から声を出し、雰囲気を良く万全な状態で全日本2連覇を目指していきたいと思います。




秋田合宿【8日目】

3年 藤倉 一平


秋田合宿も残り三日間となり、全日本大会までもすでに二週間をきっています。全日本大会に向けて選手全員、モチベーションがあがってきています。

本日の練習は、一本バッテイングを中心に行いました。大会まで残り少ないので実戦形式での打撃やバンド練習や守備をそれぞれ行いました。選手それぞれ自分の役割を理解し、行動することが求められています。その中でも全員がレギュラー入りやベンチ入りのためにアピールが必要であるため、いい緊張感で練習に取り組めています。

また、本日は3時頃から野球教室を開き、三種町の中学生に基礎的な技術を指導させていただきました。普段は教えることがないので、人に教える難しさはありましたが一生懸命に取り組む姿勢を見て非常に嬉しく思い、私達自身も楽しい時間を過ごすことができました。

選手たちは私の頃と同じように皆甲子園という舞台を目指していました。これから甲子園を目指せることを少し羨ましく感じましたが、選手たちには諦めずに夢を追い続けて欲しいです。

本日も中央大学のOBである庄司様に練習を見ていただいた上にお褒めの言葉もいただきました。また、準硬式野球部のOBである小野さん、伊藤さんにもきていただき改めて私達中央大学準硬式野球部はたくさんの人に支えられていることを感じ、全日本大会で一生懸命にプレーすることが恩返しだと思います。

合宿も残り二日となりましたが、体調面も気を付けながら一生懸命取り組んでいきます。



秋田合宿【9日目】

4年 新田 大


本日の練習で合宿も残り二日となり最終の踏ん張りどころに差し掛かっています。体がキツイ時にどれだけ根性をだして一歩を踏み出せるか。私はそれが大事だと思いました。

今回の合宿は四年生はそれぞれ様々な思いを持ち合宿に望んでいます。私は四年間の集大成。全日本大会優勝の為に一つの妥協もしない。という思いで望みました。これまでは妥協せず、一生懸命練習に取り組めています。

本日、池田さんに、練習は非常にいい雰囲気でできているが、死ぬきでやる。つまりボールに必死に食らいつく気持ちが足りないと言われました。池田さんの言われた通りだと感じました。私達はただ練習をして試合をする野球をしているのでは無いと思い出しました。やらされる野球ではなく、自ら考えてやる野球をやらなければいけないと思いました。池田さんに言われてからは全員が必死になりボールに食らいつく練習ができたと思います。

四年生である私達はこの夏にかける思いは今までで一番強いです。一生で一番必死になってやっています。全日本大会では四年生の全力の気持ちを皆さんに見て頂きたいと思います。宜しくお願い致します。

本日は、四年生は何十年も前から秋田合宿でお世話になっている田村様の御宅で豪華な御食事を御馳走して頂きました。今までで食べた事のない豪華な魚介類を食べさせて頂きとても感動しました。改めて中央大学準硬式野球部は皆様に期待をされ、応援して頂いているのだと感じました。私達はただ感謝をするだけでなく、皆様の期待に答えれる様、一生懸命練習をして良い結果を残る事が恩返しだと思いました。田村様、本日は本当にありがとうございました。

明日は今日よりもっといい練習をして全日本大会優勝に向けて準備をしたいと思います。明日は寒風山に登ります。全力で走り秋田合宿を締めくくりたいと思います。



秋田合宿【最終日】

4年 鈴木 雄也


10日間の合宿も最終日となりました。本日は午前中に紅白戦、午後からは寒風山での山登りランニングを行いました。

私は今回が大学生活最後の合宿となります。これまでの三年間とは全く違った立場、想いで合宿に臨みました。
まず、一番違うのが主将という立場になった事です。正直、昨年までは自分の事ばかり考え、チーム全体の事を見る事など何も出来ませんでした。しかし、主将を任せて頂いた時から、この伝統ある素晴らしい部の主将という自覚、責任、誇りを持ち、チームにとって何が一番必要なのかを考え行動を取ることができました。それによって大きな自信を持つことも出来たと思います。
また、今のチームの強みは四年生全員が主将のようになって、チームを引っ張っていける事です。私一人がチームの中心になるのではなく、自分から積極的に行動し、リーダーシップを発揮してくれています。合宿中も何度もそういう場面が見られ、私も救われる事がありました。いろいろな方向から意見を交換し合うことで、練習に厚みも生まれました。
もう一つ、昨年までとは違う想いとは、学生野球最後の年であるため、絶対に後悔はしたくないということです。今シーズンが始まる直前、私は怪我をしてしまい、春季リーグ戦にほとんど出場出来ませんでした。本当に悔しく、今でもその悔しい思いは消えていません。全日本大会では決してこのような思いを残さないため、合宿中も四年間の想いを込め、8キロのランニングも全て全力で行いました。

このように、私たちが何不自由なく、野球だけに集中出来る環境があるのは、数多くの人の支えがあるからです。
今回の合宿もOBや父母の方、数多くの関係者の方々が秋田まで来て下さり、差し入れや激励のお言葉を送って下さいました。

感謝をすると口で言うのは簡単です。実際に行動で表すことが一番大事だと、池田さんは日々おっしゃっています。ひたむきに野球に取り組み、試合に勝つこと、これが今私たちに出来る最高の感謝の気持ちの表し方だと思います。

一球の対する執念をもっと持ち、死ぬ気で白球を追うことが出来れば、このチームはもっと強くなります。大会まで残りわずかですが、最終調整をしっかりとしていきたいと思います。
最後の夏、全員野球で最高の恩返しが出来るよう頑張りますので、応援よろしくお願い致します。