春季浜松合宿 (2月19日~27日)

浜松合宿【1日目】

4年主将  真中 恵介


本日から約1週間の合宿が始まりました。私たちは今年の最大の目標である「全日本大会三連覇」を達成する為に、静岡での合宿では一人一人が成果を上げられるよう意識を高く持って一から練習に取り組みたいと思います。私自身も4年間最後の静岡合宿であり、主将の立場として、これまで学んできたことをチームに伝え、チーム全体の向上の為に全力を尽くしていきたいです。また、素晴らしい環境で合宿が行える事は、本日早朝から、野球道具を運んで頂いた池田さんや小泉コーチをはじめ、両親の支えや、宿舎の方々、たくさんの人達が協力してくれているからです。明日から本格的に練習が始まりますが、大好きな野球ができていることを当たり前と思わず、感謝の心を忘れず、姿で恩返しできるように一日一日を大切に過ごしていきたいです。

 野球の技術以外でも、おいしいご飯をたくさん頂き、体重を増やして丈夫な身体づくりにも励んでいきたいと思います。

浜松合宿【2日目】

4年 山中 昭平


本日は合宿二日目、初練習でした。今年の合宿でのチーム目標は「一からの挑戦」です。昨年二連覇を達成し、新チームに期待と不安が募る中、私たちは初心にかえり何事も挑戦していこうと決めました。
 球場までのランニングは、今年で四回目になりました。みんなそれぞれの限界に挑戦していました。山道を駆け抜け球場までの道のり。今年は、昨年と比べると体重が増えたので、とても大変なランニングでした。自分に妥協したら負け。強い気持ちで何事も取り組みたい。そんな思いが身体中を駆け巡りました。今日のノックでは、人一倍声を出し、ただがむしゃらにボールを追いました。そしてボールに跳び付き、ユニホームを汚しました。こんな姿を後輩は見てくれているでしょうか?
 今年は昨年とは違い、キャッチボールから変えていっています。昨年と同じではいけないので、どんな小さなことでも、役立つことがあれば取り組んでいきたいと思います。バッティングでは、ロングバットで振り込んでいます。普通のバットとは違い、遠心力が大きくなるので、下半身がとても重要になってきます。まずは、バットを振り込まなくてはいけないので、正直とてもきついです。しかし、三連覇を達成するには、これぐらいの努力は当たり前と思いながら、今日もバットを振り続けました。合宿が終わる頃には、みんな一回りも二回りも大きくなっていると思います。宿舎への帰りも全員ランニングで帰ってきて、合宿の練習一日目は終わりました。一日目にして体は筋肉痛です。合宿にきたからには、何か得て東京に帰りたいと思います。
 合宿が出来るのも、お父さんやお母さんの協力があってのことなので、感謝の心を忘れずにやっていきたいと思います。全日本三連覇に向けて、明日も気合いを入れて頑張りたいと思います。



浜松合宿【3日目】

 4年 小西 達也


本日は球場が使えない為、午前中はランニングをして、階段や体育館での体幹トレーニングに励みました。午後からは学年対抗で駅伝をしました。その中で、勝負事では少し頭を使うことによって、より良い結果が生まれる事を学びました。野球にも繋げる事ができ、相手によって、戦術を考え、これからの関東大会やリーグ戦での実戦で、より勝ちに近付く事ができると思いました。今年は最後のシーズンという事もあり、ケガをしないように体の芯から強くしていきたいと思います。さらにレギュラー争いが激しい中、今年からセンターでの守備に挑戦し、新たなポジションでのレギュラーを獲るため、足腰から鍛え直そうと考えています。素晴らしい環境で球場練習ができるので、守備練習に力を入れ、守備範囲を広げる為、目切りを意識して打球を追い、打球感を養っていきたいと思います。
 たくさんのOBの方々や父母の方々が来て下さり、日々感謝の気持ちでいっぱいです。この準硬式野球部はたくさんの方々に支えられています。この気持ちを忘れず、良い結果を残す為、明日からも今自分の出来る事を、精一杯頑張りたいと思います。

 



浜松合宿【4日目】

4年 北原 拓哉


本日は、気温も上がり、強い風もなく絶好の野球日和でした。
池田監督や池田コーチがいない練習の中、小泉コーチを筆頭に、今年卒業する先輩4名の方々がお手伝いやアドバイスをして下さいました。
ノックを打って下さる先輩もいれば、バッティングピッチャー、バッティングキャッチャーをしてくれる先輩もいました。わざわざ静岡まで足を運び、練習の手伝いをしてくれる先輩は、なかなかいないと思います。そんな練習光景を見て、私たちは本当に野球をする環境に恵まれていると感じました。また、これまでの合宿や遠征を通じても、たくさんの御父兄、OB、OGの方々からの差し入れや、激励の言葉を頂き、私たちは本当に愛されていると感じました。野球を通して恩返しができるよう、努力していきたいと思います。
 今年は私にとって、学生野球最後の一年です。今までは、まだ来年があるという状況でしたが、今年の後悔や悔しさは一生残ります。そんな事がないよう、今を大事にし、毎日を全力で過ごしています。一年間ライトのポジションを守り抜き、最高の笑顔で最後を締めくくりたいです。

 




浜松合宿【5日目】

4年 東舟道 大介


合宿5日目が終了しました。今回の静岡合宿は天気が良く暖かい中、充実した練習が出来てます。本日は内野ノックで全体的にミスが多く、内野手全員で1時間半の2カ所ノックを行いました。全員泥だらけでボールを追いかけました。ノックを打って下さったのは、池田監督や小泉コーチ、今年卒業する先輩達でした。これまでのノックで正直なところ私は、「ただ捕ればいい」という感覚で受けていました。しかし現在行っている就職活動を通じて、両親であったり友人、チームメイトといった周りの人への感謝する気持ち、自分一人では決して生きていけない、という事を改めて感じました。ノック一つとってもそれは同じです。打ってくれる人がいるからこそ私達選手が気持よく練習出来るのです。これまでの「ただ捕ればいい」から「一球としてムダには出来ない」という感謝の気持ちで今はノックを受けています。
 今年は最上級生としてチームを引っ張っていかなくてはいけません。今年卒業する先輩達の素晴らしいチームワークを、一番真近で見てきた私達4年生が引き継ぎ、次の後輩たちに繋げていけるように責任感を持っていきたいです。残りの4日間、納得いくまで練習して、悔いの残らない静岡合宿にしたいです。





浜松合宿【6日目】

3年 江森 正洋


合宿6日目が終了しました。今日も天気が良く、実のある練習ができたと思います。池田監督や走助監督がいなかったのですが、今年卒業する4年生の協力のおかげでしっかり練習できる事が出来ました。
 午前中は内野手が特守をやりました。私は昨年から守備が安定しなくなり、エラーの数が増えチームに迷惑をかけてしまっていました。それを直すためにこの合宿では何かをつかみたいと思っていたのですが、まだ何もつかめていません。卒業する4年生が手にマメを作りながらもノックを打ってくれているので、絶対に何かをつかんで帰りたいです。そのためにも、感謝の気持ちを持って、集中してノックを受けたいと思います。今日のノックはゴロを捕れない自分にイライラしながらノックを受けてしまいました。こんな態度ではノックを打ってくれている4年生にも失礼ですし、技術の向上につながらないと思います。今日の練習態度を反省して、明日からの練習に活かし、残りの合宿でなにか一つでもつかめるように努力していきたいです。そしてこの合宿がチームにとって実りある合宿になるよう、みんなで協力して頑張っていきたいと思います。

 




浜松合宿【7日目】

4年 帶金 徹


本日で合宿7日目が終了しました。本日も気温が高く、非常に動きやすい環境で練習に取り組めました。
 野球の試合において、とっさの出来事に対しても臨機応変な声を出す事がとても重要になってきます。そういった場面にも対応するべく、普段の練習から何かを思い、思ったことを声に出す訓練をする必要があります。そこで、私は今回の合宿で「学年関係なく思った事を言い合えるチームの雰囲気作り」を目標にしました。現在やっている練習に対して、工夫できるところを探したり、ノック中であっても、ランナーの動きを想定し、声に出すように部員に呼びかけてきました。
 池田監督からも新チームになり、「今年のチームで試合に勝つためには、頭を使わなければならない。」と言われています。普段から何かを考え、考えた事を声に出すことが、試合の際に、頭を使うことに繋がるはずです。頭を使うことで、相手の心理を読み、弱点を突き、有利な事はとことん活かして試合を制することができるのです。
 現在は、真中主将を中心に選手同士で声を掛け合う場面が多く出てきていると思います。合宿の内に学年関係なく言い合える関係を作れる様、残り少ない練習で呼びかけていきたいと思います。
 27日には、中京大学とのオープン戦が組まれています。一人でも多くの父兄の方や、OBの方に合宿の成果を見て頂きたいと思います。宜しければ天竜球場に足を運んで下さい。



浜松合宿【8日目】

3年 亀井 豪人


本日は、今春季合宿で初めて天候が崩れ、一日雨が降り続きました。しかし、悪天候の中でも、プレーをしなければならない試合は必ずあります。特に、私達が頂点を目指している全日本大会は、連戦が多く、厳しいグラウンド状況でのプレーを強いられる事が予想されます。その中で、いかに天候を味方にできるか。今後の練習から、一人一人がどれだけ意識を高く持ち、工夫できるか。本日の練習では、このような課題を見つめ直す事ができ、恵の雨になったのではないかと思います。
 私は、一昨日から高熱を発症し、二日間練習に参加する事ができませんでした。しかしその分、一人の時間が多くあり、『感謝』という言葉について考えていました。
 寮費、学費、生活費。一ヶ月間、一年間、大学生活四年間。一体どれだけのお金を自分が遣わせてもらっているのか。そのために、親が毎日、どれほど一生懸命働いてくれているのか。高校進学も大学進学にしても、常に、自分の好きな道を選ばせてもらえて、本当に私は幸せ者だと改めて感じました。
 辛い事や苦しい事にも、今後更にぶつかると思います。そんな時こそ自分に負けず、両親、家族、今まで支えて下さった方々に、恥じることのない行動が取れるよう、感謝の心を持ち、日々生活できる人間になりたいです。
 明日は、残念ながら中京大学とのオープン戦が中止になりましたが、今できることを精一杯頑張ろうと思います。




浜松合宿【最終日】

4年 新屋 淳巳


合宿最終日。本日は、午前中に部屋の掃除をし、昼食を食べ、バスで東京に戻りました。
 今回の春季合宿は、例年と比べてかなり走り込み、自分を追い込んだ合宿になりました。自分は、この合宿で、チームを引っ張る声を出してプレーをするという、目標を立てていました。合宿を終えた今、振り返ってみると、その目標が自分なりに達成でき、とても満足のいく合宿にできたと思います。最後の二日間は、天候が悪く、予定していた紅白戦や、オープン戦ができなくなり、新しく入った一年生が、実践でどのようなプレーをするのか、自分たちが冬を越えて、どれほど力がついたのか、確かめられなかった事が残念であったと感じます。これからオープン戦が増えていくので、その場で、今までやってきた事を結果として出して行きたいです。
 今合宿では、卒業生の方の参加が多く、練習を手伝って頂きました。普段できない特守や特打などができ、とても内容が濃かったように思います。合宿は、選手だけでは成り立たないという事が実感でき、自分たちはとても恵まれた環境で、プレーできているのだと分かりました。合宿に関わって下さった方々に感謝の気持ちを忘れずにプレーし、全日本大会で勝ち上がっていく事で、恩返ししていきたいと思います。その為に、今後の練習も厳しいものになると思いますが、チーム全員で乗り越えて、最高のチームにしたいです。
 ありがとうございました。