浜松合宿【1日目】

4年 清水 彰仁


  本日より、平成25年度浜松合宿がスタートしました。今年一年は、私達中央大学準硬式野球部にとってとても大切な年となります。一昨年・昨年と全日本選手権を2連覇し、今年は3連覇がかかります。大きな期待がかかりますが、今年は今年のチーム。ゼロからのスタートという気持ちで今回の合宿、私にとって最後の浜松合宿に臨みます。
 昨年の全日本選手権を振り返りますと、決勝戦で先発し、7回までは無失点に抑えたものの、終盤で夏の暑さで体力を奪われ完投することが出来ず、優勝投手になれませんでした。今年も決勝戦で登板し、マウンドを最後まで守りきって優勝投手になることが最大目標です。今年の自分を更に成長させるために、これまでたくさんの体験をしてきました。昨年末には、投手陣全員で高知県の室戸で強化合宿を行いました。朝6時からのスクワット2000回をはじめ、12kmの山道をダンベルを持って走ったり、30kmタイムトライアル走をしたりなど、3日間で自分の限界に挑戦しました。私個人は2月15日から6日間、広島県の三菱重工広島で社会人野球の練習に参加しました。地方の強豪チームという事もあり、練習はとてもハードでした。それでも選手の皆さんはお互いに声を掛け合い、楽しそうに練習していました。一本のダッシュ、一球の投げ込みなど全ての動作に無駄がなく、野球のプレーに繋がるのだという意識の高さには大変驚かされました。昨日寮に帰り、早速チームメイトに経験した事、感じた事を伝えました。まだまだ伝えきれていない事がたくさんありますが、この合宿でもチームメイトと会話しながら、更なるチーム力の向上に繋がるよう貢献していきたいです。
 明日から本格的に練習が始まります。後悔する事が無いよう、9日間全力を出し切りたいと思います。


浜松合宿【2日目】

2年 小池 優太郎


  本日は静岡合宿、練習初日でした。まず、片道6kmの道のりを走ることから始まり、朝二合、昼二合、夜三合のお米を食べています。
 私はレギュラーを取りたい気持ちがある中、心の中には甘えがあり、池田さんと走さんに、一時間以上の個人ノックをしていただき、精神的に強くさせていただきました。人に言われて気持ちを変えることは決していいことではありませんが、このノックを通じて心の中にある甘えにようやく気づくことができ、これから後輩も入ってきた中で、責任と自覚を持って行動しなくてはならないと、改めて気づくことができました。
 静岡合宿では、朝に掃除をして、布団をきっちり畳み、箸の持ち方を正すなど、当たり前のことを当たり前にしています。このような当たり前のことは、いざ毎日の私生活でやると言っても意識をしなければ難しいことです。このような身近なことをきっちりとすることが、社会へ出てからも生きてくると思います。私は昨年の秋のリーグ戦では、守備でミスをしてしまい、先輩方にとても迷惑を掛けてしまい、私自身とても嫌な思いをしました。なので、このような身近なことからしっかりと行い、この静岡合宿では、妥協をせずに、自分の限界に挑戦して、精神的に強くなり、残りの日数で変わった自分を、指導者、先輩方に見せたいと思います。

 



浜松合宿【3日目】

3年 松嶋 真樹


 本日は合宿3日目となりました。今年はチーム初の3連覇がかかっており、プレッシャーも昨年より大きくのしかかりますが、その不安をマイナスにとらえず、チーム全員で練習に取り組んでいます。
 私はこの合宿に入ってから、「自分は何のために野球をしているのか」ということをよく考えます。最初始めたときはただ単に野球が大好きだから、という理由で必死に白球を追いかけてきました。しかし、高校野球、この中央大学での野球を通して、自分のためではなく、人のために野球をするということを学びました。昨日、本日と私の両親が富山から時間をかけて練習を見に来てくれました。他にもたくさんの保護者の方々や関係者の方々が連日練習を見に来てくださいます。それは 歴代の先輩方がそういった方々に対する感謝の気持ちを忘れずに野球をしてきたからだと思います。私もその感謝の気持ちと、野球を始めた頃の素直に野球をするという気持ちを忘れず残りの合宿に取り組んでいきたいと思います。
 この合宿はシーズン前に野球を対する取り組みかたや姿勢を見つめ直す、いい機会だと思います。何も考えず練習にとりくむのではなく、チーム全員でそういった根本的なところも見直しながら、最高のチームを作っていきたいと思います。



浜松合宿【4日目】

2年 武内 一馬


  本日は、合宿3日目となりました。疲れも出てきましたが、誰もその様なそぶりも見せず全力で練習に取り組んでいます。
  私は、合宿の初日に池田さんに一時間程個人ノックを打っていただき、精神的に鍛えて頂くことが出来ました。池田さんの個人ノックを受けた後、池田さんにお話しをしていただき私は、昨年から試合に出させて頂いており、高校の時程、努力もせず試合に出ることができ準硬式野球というものを甘く考えてしまっていたということを感じました。野球はもちろん自分が上手くなるために練習しているのですが、家族や自分を支えてくれている方のためにもなるという事を池田さんのお話しで気付くことができました。その事を思うと今までの私は自分の感情のままに行動しており、家族や支えてくれている方の事を思うと申し訳ない気持ちになりました。これからは気持ちを入れ替え、昨年以上に必死に練習に取り組みレギュラーをとれるよう努力していきたいと思います。その気持ちを入れ替えるために大事なのは、日々の生活だと思うので、この合宿の間に掃除を積極的にし、洗濯物も早くしまうなど細かいところまで変えていきたいと思います。
 チーム全員から試合に出ても認められるような存在になれるよう頑張ります。
今年はチーム初の三連覇がかかっている大事な年なのでチーム全員で一つになり、レギュラーもベンチもスタンドも関係なく全員野球で三連覇という偉業を達成したいと思います。

 



浜松合宿【5日目】

2年 板垣 侑樹


  本日は合宿5日目、ちょうど折り返しとなりました。合宿での練習では全員が意識高く取り組み、技術的にも精神的にも成長を感じています。
 私自身としては、昨年一年間、試合になかなか出ることができず悔しい思いをしました。しかし、昨年11月に行われた選抜チームでの九州遠征で本塁打を放つなど、チームの勝利に貢献することができ、少しだけ自分の自信となりました。今年は同じポジションを守り、また同学年である武内からレギュラーを奪えるようこの合宿ではもっと自分に自信をつけていけるよう、自分を追い込んでいきたいと思います。
 また後輩が入り、責任感と危機感を強く感じていかなければいけません。そのためにも私は周りにもっと気を配り行動すること、チームを盛り上げるような声を出すことをこの合宿では身につけていきたいと思います。
 本日から卒業生の方々が練習に参加していただいており、また連日OBや保護者の皆様にもグランドに駆け付けていただき、たくさんの支えがあってからこそ、中央大学準硬式野球部の素晴らしい伝統が続いているのだと感じました。
 私自信、何不自由無く野球に取り組むことができているのは両親のおかげであります。この合宿でもたくさんのお金がかかっており、朝、昼、晩とお腹いっぱいのご飯を食べることができています。このように私は多くの方に支えられながら成長しているのだと日々感じています。
 残り五日、野球ができる幸せを感じレギュラーを目指し頑張っていきたいと思います。

 



浜松合宿【6日目】

3年 萩原 大貴


 合宿もついに半分を過ぎ、6日目となりました。そろそろ終わりも見え始めた頃が一番の踏ん張りどころです。ここで、どれだけやれるかが自分の実力になってきます。
 今日は午前中、天気が悪かったために体育館で練習し、午後はグラウンドで練習しました。グラウンドには父兄の方が差し入れを持ってきてくださったり、高校野球の関係者の方が来てくださいました。その時に「いい体をしてるね」と言われて気づきました。なに不自由なく、たくさんの美味しい料理を食べさせて頂き、厳しい練習を耐え抜いている成果が徐々に現れているということを感じました。
 それは、自分達の合宿で行っている練習がしっかりと身になっている証拠でもあるので、すごく自信にもなりました。しかしまだ自分は、これに甘んじず、自分の体力や技術の限界まで挑戦していきます。
 また、夕食の時間には東京から、私達を応援し支えてくださっている、庄司一春さんが駆けつけてくださり、激励していただきました。わずかな時間だけでしたが私達の為に遠方から来てくださり本当に感謝の気持ちでいっぱいです。このように私達を応援してくださる方がいることを一時も忘れてはいけません。その気持ちを私達は野球を通して、一生懸命やることで恩返ししていきます。「誰からも応援される中央大学準硬式野球部」を目指して、まだまだ自分自身も成長していきたいと思いますので、宜しく御願い致します。

 



浜松合宿【7日目】

2年 江間 奨平


  本日は、合宿7日目となりました。合宿も終盤に入り、疲れもありますが、グランドまでのランニングも前日のタイムを上回るように必死に走りました。本日は、狭殺プレーやサインプレーなど、実戦中心の練習を行う中、選手同士で考え一つ一つのプレーに対し指摘する事ができ、良い雰囲気で練習に取り組むことが出来ました。これからも実戦練習が増えるので、早く試合慣れをし、今年こそは関東大会で優勝出来るようにしていきたいと思います。
 私の今年の目標はレギュラーの座を奪うことです。昨年は試合に出る機会がなかなかなく、リーグ戦でも、全日本大会でもスタンドから見ていてとても悔しい思いをしました。その為にこの合宿では、一本でも多くバットを振り込むことや、一秒でも速く走ること、常に最大のライバルである、自分と戦うようにしています。その成果もあり、バットも以前より力強く振れるようになってきました。又、野球以外の私生活でも、布団を畳むことや、部屋を綺麗にする事など、当たり前の事を当たり前に出来るようになりました。しかし、まだまだ自分に甘えてしまう事も多々あるので、今後、合宿中の自分の目標である「克己心」という言葉を胸に刻んで練習に取り組んでいきたいと思います。
 また、明日は今年最初のオープン戦が行われます。大好きな野球が出来ることに感謝し、思い切りプレーしていきたいと思います。

 



浜松合宿【8日目】

2年 新本 征司


  本日は合宿8日目となりました。今日から3月になり、合宿も残り3日と僅かになってきました。終盤に入り、より一層声も出てきて、グラウンドまでのランニングやアップでも全員で励まし合い、とても良い雰囲気で練習に励んでいます。
 本日は中京大学とのオープン戦を天竜球場にて行いました。本日の試合は久しぶりの実践でしたが、体がしっかり動いていました。今までの練習でやってきたサインプレー、守備位置を指示する声やベンチの雰囲気などもしっかりやれていてとても良かったと思います。これからオープン戦も増えていくので関東大会に向けて、チームで細かいところまで徹底していき、優勝出来るよう取り組んでいきたいと思います。
 私は昨年、なかなか試合に出ることができず、同学年の選手が活躍しているなかスタンドからの応援となり、とても悔しい思いをしました。また、後輩が入ってくるということもあり、今年こそは試合に出たいという気持ちが一層強くなりました。合宿の練習ではグラウンドまでのランニング、トレーニングなどきつい時ほど妥協せずにやりきることを目標にし、精神力を鍛えてきました。
 本日の試合では出場の機会をいただき、緊張しましたがしっかりと自分のプレーをすることができました。バッティングピッチャーなど普段の練習から試合を想定して投げていたり、合宿で精神力を鍛えてきたから緊張しても力を出すことが出来たと思います。これからもっと試合に出場し、自分らしさを出せるように初心を忘れず日々精進していきたいと思います。
 合宿も明日で残り2日となりますが、最後まで気を抜かずにこれまで以上に追い込んでやりきりたいと思います。



浜松合宿【9日目】

4年 高野 桂


 本日は合宿9日目。合宿残り2日になり選手一人一人が最後の力を振り絞り高い意識で練習に取り組めています。本日も毎日走っているグランドまでの道を選手同士負けたくない意地を持ち走りきりました。グランドに着き身体の軸を作る為に取り組んでいる体幹を行いました。私がこの合宿で目標としていることは行き帰りのランニングを手を抜かずに全力で走る事です。下級生の頃はこれぐらいで良いだろうという意識の甘えもあり帰りの道のりを歩いて帰る事がありました。4年目になり、チームを引っ張っていく立場として後輩に口だけではなく行動で示す為にも自分にムチを打ち走り続けています。
 また、守備面での目標として新しいポジションである遊撃手に早く慣れるためにも、人よりも数多くボールを捕ることを心掛け毎日のノックを意識してプレーしています。打撃面では4番として皆の見本となる打撃練習を心掛けてやっています。ボールに逆らわないバッティング、常にフルスイング誰でも出来る事を自ら率先してやることでチーム一人一人が意識して打撃練習を出来るようにと思っています。
 合宿は明日で終わってしまいますが意識の高い中で合宿をやれたことを自信にして3月の下旬にある関東大会では自分が持っている力を全て出しきれるようこれからも高い意識を継続していきたいと思います。



浜松合宿【最終日】

4年 勝又 駿


  合宿最終日。気温が高く天候にも恵まれ、最高の野球日和でした。本日の練習メニューは、午前中にグランドまでのランニング、アップ、キャッチボール、ノック、ランナー付きノックを行い、午後はフリーバッティングを行いました。本日の練習には中大準硬のOBである大石さん、豊田さん率いる三ケ日高校の選手たちが来られ、合同で練習を行いました。グランドまでのランニングやアップでは、高校生のフレッシュな姿勢に私たちも大変刺激を受け、さらに気合いが入り、合宿の締めくくりとして相応しい練習ができたと感じております。しかし、同時にまだまだ自分たちの意識が低いことも痛感しました。ノックの前に行われた池田監督のミーティングで、「なぜ今、基本通りの捕球姿勢でとるということを徹底しているのか?」という質問を受けたとき、私たちは「悪い癖をつけないため」とか「基本通りの姿勢で捕球すれば打球がイレギュラーしてしまってもアウトにできる確率が高いため」というようなありきたりな回答しかできませんでした。もちろんこのようなことも大切なことです。しかし、池田監督はそれにプラスして、今年の目標である”基本の徹底”、雨や風の天候、その時のグランドコンデションの善し悪しに対する”変化の対応”について踏まえて、基本通りに捕球しなさいと私たちに伝えてくださっていたのです。そのことについてほとんどの選手が気がついていませんでした。私たち選手同士でも「常に先にあることを見越して行動しよう」ということを意識して取り組んできていましたが、今回のことを通して今までの様では足りないということに気付きました。今後は、指導者の方々に言われる前に私たち自身で気付き、考え、行動していけるよう、もう一度全員で確認をして取り組んでいきます。
 また、「自分で限界を決めない」ということも教わりました。私たちの目標を達成するには今まで以上の質で今まで以上の量の努力を積み重ねなくてはいけません。そのことを理解していながらも、どうしても自分の弱い気持ちが勝ってしまう場合があります。現状に満足することなく、さらなる高みを目指して練習や試合に臨みたいです。やはり一人では妥協してしまうこともあるかもしれません。そのような時は、仲間同士で声を掛け合い、時には励まし、時には叱咤し、チーム全員が技術的にも精神的にも成長できるようにしたいと考えています。
 今年の静岡合宿にも、大変ご多忙の中、多くのOBや保護者、応援してくださる方々がお越しくださいました。改めて私たちは多くの方々に支えていただき、応援していただいているのだということを感じ、部員一同心より感謝しております。たくさんの差し入れもいただき、誠にありがとうございました。私たちは結果というもので、皆様に恩返しがしたいと思います。人間は「己の為に頑張ろう」という人よりも「誰かの為に頑張るんだ」という人の方がより苦しいものにも耐え、より力を発揮します。私たちも応援してくださる皆様の為に頑張れる人間になれるよう、皆様に対する感謝の気持ちを絶対に忘れずにこれからも取り組んでいきます。
 間も無く関東大会が始まります。本日で静岡合宿は終了いたしましたが、これからさらに気持ちを引き締め、関東大会に向けてチーム全員で士気を上げていきます。
 3月8日から始まる九州遠征など、今後も随時中央大学準硬式野球部のHPも更新していきますので、お時間がございましたら是非ご覧になってください。宜しくお願いします。