浜松合宿【4日目】

3年 板垣 侑樹


  本日は練習3日目でした。私はこの2年間、なかなか試合に出場することができず悔しい思いをしました。しかしその悔しい思いをあまり行動に移すことができず、中途半端な努力しかできていなかったと感じております。今回、3回目の静岡合宿では、チームの土台作りだけではなく、自分自身の土台作りもできる、良い機会であります。食事のとき、ランニングのとき、もちろん練習中でも合宿中は自分と戦う場面が多々あります。自分に負けず、強い精神力を作ることが、この合宿での目標でもあります。それだけでなく、今年から上級生になるということで、後輩を引っ張っていく立場になっていきます。宿舎での行動やグランドでの行動全てが後輩の見本となれるようにこの合宿では緊張感をもって日々過ごしていきます。
また、自分と同じポジションには同学年の武内。新入生の冨山、青木がいます。このレギュラー争いが激しいなか、どのように自分をアピールしていくかと考えると、チームに少ない右打者として、勝利に貢献できるような選手になることだと思います。そのため練習外での努力を欠かさず、絶対にレギュラーの座を掴み取ります。一年生のときの九州遠征。二年生のときのオーストラリア遠征では、本塁打など、自分なりに手応えを掴むことができました。あの感覚を思い出し、試合で活躍していきます。
さらに、本日、野々下OB会長から、「鉄は熱いうちに打て」というお話をして頂きました。努力して成長するのも、何もせずに周りに離されていくのも自分次第である。ただ、努力して成長することは簡単ではない。というお話しでした。この言葉は私自信とても心に響きました。この言葉を頭に置いて、少しずつ成長していきたいと思います。
最後に毎年合宿で、1番感じることは両親への感謝の気持ちです。今、大好きな野球に打ち込めるのも、合宿で美味しいご飯が食べられるのも、やはり、両親の存在があるからです。辛くなったときは、この感謝の気持ちを思い出し、明日からの練習も全力で取り組んでいきます。