浜松合宿【1日目】

3年 比志 和博


本日から平成26年度浜松合宿が始まりました。今年の目標は日本一奪還です。そのために私たちはオフ期間から互いに声を掛け合い自主練習に励んで来ました。この合宿はオフ期間に取り組んでいたことを発揮するのに最適の場です。各自が自分に足りない所はなにか考え、行動を起こしてきました。当たり前のようですが、とても難しいことだと思います。その部分で今年のチームは例年に比べよいスタートを切れたのではないかと思います。私自身は試合に出るため、ベンチに入るために打撃の向上を目標に取り組んでいます。年末から筋トレを行い体重を5キロ増やし、バットを振り込んで来ました。その結果打球に強さが出るようになり、手応えを感じています。また、精神的な弱さも私の弱点です。ブレない心、目標達成に拘る心が私には足りないと思います。打席にたったとき周りがよく見え、臨機応変にプレーできる児玉さんのように、常に平常心を保てる心も鍛えなければいけません。そういった面は日常生活から鍛えられると思います。私は今年副主務として、チームを支えなければなりません。選手に野球をしやすい環境を作ることが私の役割です。副主務をすることで、先のことを考えられ相手の気持ちがわかる人間になれると思います。相手のことがわかれば自ずと自分が何をしなければならないのかわかってくると思います。目標を明確にすること、やらなければいけないことを明確にすることこれを繰り返すことがこの先の自分の力になってくれると信じています。
 このところは例を見ない大雪のためグランドも思うように使えない日々が続いています。練習が行われる天竜グランドでは、こうしたフラストレーションを晴らすように、溌剌と元気のある締まった練習を行いたいと思います。練習のための練習をするな。と言う言葉がありますが、この合宿で常に目標とするのは関東大会優勝です。辛いランニングもトレーニングも技術練習もお腹がはち切れるほどの食事も全ては関東制覇をするためです。強い意思と向上心をもって、明日からの練習を充実させたものにし、最終目標である全日本選手権優勝に辿り着けるよう全力で取り組んでいきます。池田監督が昨日頸椎椎間板ヘルニアと診断され安静状態を保たなければならず今朝池田監督の2つ年上の若林先輩が会社を休んで浜松までの部車を運転して頂きました。私も社会に出てから選手のために行動を起こせる、後輩思いの人間になりたいです。また、若林先輩のように支えてくださる方のおかげで今日まで野球が出来ていることを忘れず、これからも野球に打ち込んでいきたいと思います。