浜松合宿最終日は朝から雨がしとしとと降り続く中、雨にも負けない強い気持ちでランニングから始まりました。
本日も私たちの先輩である中央大学準硬式野球部OBの松村茂様(平成4年卒)、伊藤孝充様(平成7年卒)、小林洸誠様(令和5年卒)、功刀史也様(令和6年卒)、そして、特別臨時コーチとして元亜細亜大学野球部の瀬山様が遠方よりお忙しい中、天竜球場まで足を運んで下さいました。心より御礼申し上げます。
本日の全体アップでは、集団走から始まり、動的柔軟性アップ、ダッシュを行いました。アップの際にコーンの数歩先からスタートするなど甘さが出てしまい妥協している部分が見られた。そこで池田コーチよりコーンは単なる目印ではなく、アップにおける一つのルールであり、そのルールを守れないのであれば、数多くの規則の上に成り立つ野球という競技において、誠実なプレーを貫くことはできないとご指摘を頂いた。無意識のうちに一本一本やりきる意識が不足していたことを反省し、小さな約束事を徹底できるかどうかが、試合での姿勢や信頼に直結するのだと痛感しました。
午前中はゲージを二か所に設置し、近距離での手投げ、ロングティー、ティー打撃を中心に打撃練習を行いました。限られた時間の中でも、一人ひとりが目的意識を持ち、量と質の双方にこだわって力強く振り込みました。これまで継続してきた取り組みの成果として、スイングスピードの向上やストレートへの対応力の向上が随所に見られ、打球の質にも確かな変化が感じられました。一方で、緩急を使われた際のタイミングのズレや、コースを丁寧に突いてくる投手に対して打ち崩しきれないという課題も明確になりました。特に緩い球に対して体が前に突っ込み、崩れた形での打撃が目立った点は反省すべき部分です。今後は強いスイングを維持しながらも、間の取り方やボールの見極めを徹底し、どのような投手に対しても得点を奪える打線へと進化していきます。私は右肩が下がってしまう癖があるため、本日はボールを上から潰すイメージでバッティングに取り組みました。これまでは肩が下がることでスイング軌道が不安定になり、フライやこすった打球が多くなる傾向がありましたが、上から叩く意識を持つことで自然と軸が安定し、強い打球が増えたように感じました。また、インパクトの瞬間に力をしっかり伝えられる感覚もありました。一方で、意識が強すぎると上体が被りすぎてしまう場面もあったため、今後は下半身主導を意識しながら、安定したフォームを継続していきたいです。
午後はキャッチボールを行ったシートノックでは、一球一球を大切にしながら守備に取り組みましたが、相野コーチから「より実戦を意識した緊張感を作り出すように」とご指摘を受けました。練習という安心感からか、どこか受け身になっている部分があり、試合と同じ一打サヨナラの場面を想定した集中力や、声掛けの質が足りていなかったと感じています。打球への一歩目や捕球後の送球の正確性は一定の安定感がありましたが、状況判断や次のプレーへの準備といった細部において、まだ甘さが残っていました。実戦では一つのミスが勝敗を左右します。その重みを常に意識し、シートノックの段階からアウトカウントや走者状況を具体的に想定しながら取り組む必要があります。今後は自ら緊張感を高め、試合と同じ空気を作り出すことで、どんな場面でも安定した守備ができる選手へと成長していきたいです。
シートノック後にはケースノックを行いました。シートノック後にはケースノックを行い、より実戦に近い形で守備の連携と判断力を確認しました。内野・外野の中継プレーにおいては、これまでの練習の成果もあり動き出しや声掛けの部分では一定の向上が見られましたが、送球の正確性やカバーリングの位置取りにはまだ課題が残りました。わずかな送球のズレやベースカバーへの入りの遅れが、次のプレーへの転換を鈍らせ、結果として相手に余裕を与えてしまう場面がありました。また、捕手からの指示が全体に行き渡らず、中継位置が曖昧になることで判断が遅れ、守備全体のリズムが崩れるケースも見受けられました。守備は一つのプレーで完結するものではなく、常に「次」を見据えた準備と判断が求められます。きわどいタイミングであっても思い切って本塁を狙う送球を選択する、際どい打球でも全力で次の塁を狙って走るなど、状況を動かすための積極的な判断が必要です。ただ安全にプレーするのではなく、頭で状況を整理し、意図を持って選択することが守備力向上につながります。個々の技術向上に加え、全員が同じ考え方でプレーできるよう意思疎通を徹底し、より強く堅実な守備を築いていきたいです。
本日の練習を通して、私の課題は「無意識の甘さ」と「実戦を想定した徹底力の不足」にあると感じました。アップではコーンを基準にやり切る意識が徹底できず、小さな約束事を軽視してしまう姿勢がありました。また、打撃ではフォーム修正に手応えを感じつつも、緩急への対応や状況を踏まえた打席づくりが不十分でした。守備においても、次のプレーを見据えた準備や積極的な判断が足りなかったと痛感しています。今後は一つ一つの動作に意味を持たせ、練習から試合と同じ緊張感を自ら生み出します。小さなルールを徹底し、状況を動かす判断力を磨くことで、信頼される選手へと成長していきます。
また、本日も小林洸誠様や功刀史也様をはじめ、多くのOBの皆様、応援して下さる方々より温かい差し入れやご支援を頂きました。さらに坂井様には、怪我の治療やマッサージを施していただき、万全の状態で練習に臨むための大きな支えとなりました。私たちがこうして野球に打ち込めているのは、多くの方々のご尽力と応援があってこそであり、決して当たり前の環境ではないと改めて実感しております。この仲間と同じ目標に向かって野球ができる時間も、支えてくださる方々の存在も、すべてが「お陰様」で成り立っています。その感謝の気持ちを忘れず、一分一秒を大切に積み重ねてまいります。そして、関東大会優勝という目標を必ず成し遂げられるよう、日々精進してまいります。
最後になりますが、最終学年として迎えるこの一年は、これまで支えてくださった方々への恩返しの集大成だと捉えています。下級生の頃は先輩の背中を追う立場でしたが、今年は自分が背中で示す番です。選手としては、誰よりも準備に時間をかけ、基礎や細部を徹底し、苦しい場面から決して逃げません。結果は日々の積み重ねの先にあるものだと信じ、行動量と継続でチームを引っ張ります。主務としては、組織全体を俯瞰し、チームが最高のパフォーマンスを発揮できる環境を整えることに責任を持ちます。連絡や調整、運営といった一つひとつの業務を正確にやり切り、「当たり前」を高い水準で徹底する。裏方の質が組織の強さを決めると学んできました。応援して下さる方々に対しては、感謝を言葉だけで終わらせません。どんな状況でも前を向き、挑戦し続ける姿を示すことが最大の恩返しだと考えています。選手兼主務として責任から逃げず、覚悟を持って一年間やり切ります。
小林洸誠(令和5年卒)
功刀史也(令和6年卒)
瀬山様
坂井様
田中元輝(新4年 能代松陽)











