本日は秋田合宿4日目を迎えました。第11回三種町長杯1日目が予定されていましたが、生憎の天候により中止となりました。8時30分に宿舎を出発し、グラウンド到着後は、午前中に集団走、動的ストレッチ、短ダッシュ、ラダートレーニングを行い、その後キャッチボール、シートノック、ゲームノックに取り組みました。
シートノックでは、OBの工藤明(平成10年卒)様がノッカーを務めてくださいました。合宿4日目ということもあり疲労も見られましたが、各自が目的を持って取り組みました。また、タイム設定を行いスピード感のあるプレーの中で堅実性が求められましたが、焦りから捕球や送球のミスが目立つ場面もあり、キャッチボール時からクイックスローを意識する必要性を感じました。
ゲームノックでは、実戦に近い緊張感の中で中継プレーにおいて練習の成果が多く見られましたが、内野と外野の間で会話が不十分となり意思疎通が乱れる場面もありました。選手同士で意見を交わし、共有しながらチーム全体でより内容の濃いゲームノックに取り組みました。大事な試合では、一球のプレーが流れを相手に渡す可能性があります。後悔を残さないためにも、ノックから細部を見逃さず、常に話し合いを重ねて隙をなくす必要があると感じました。
本日は三種町長杯が中止となったため、予定よりも早く練習を終了し心身を休める時間に充てました。
私自身、この秋田合宿では「どんな場面でも任せられる投手になること」を目標としています。大山さんや三浦といった柱となる投手がいる中で、私はまだ左投手という貴重な存在として十分に力を発揮できていません。速球ではなくとも、自分の持ち味を生かした投球ができれば、チームの勝利確率は格段に高まります。まずはこの合宿で必ず結果を残し、全日本大会に挑めるよう精進してまいります。
また、18時30分より三種町長杯大学準硬式野球大会歓迎レセプションが行われました。三種町長杯は本年で11回目の開催となります。このように秋田合宿や大会を開催できているのは、会長の三浦様、三種町長の田川様をはじめとする三種町関係者の皆様のご支援あってのことだと感じております。多くの方々からお話を伺い、より一層感謝の気持ちを深め、明日の試合や合宿後半に臨みたいと思います。
明日は7イニング制の試合を2試合行います。東北学院大学様とは全日本大会では反対ブロックとなり、対戦するならば決勝戦となります。本日のレセプションでも「明日の試合が全日本大会の決勝でできるよう頑張りましょう」とのお言葉をいただきました。まずは秋田合宿で積み重ねてきた練習の成果を発揮し、内容の濃い試合をしていきます。
本日も、以下の皆様より多くの差し入れをいただきました。
東北学院大学様
2024年度卒業生の皆様
坂井直行様
萬谷ご両親
本日もOB、関係者の方々から沢山の差し入れを頂きました。差し入れには、お店へ足を運ぶ時間や商品を選ぶ労力、配送の手配など、多くのご負担があります。その背景には、「選手たちに何を贈れば喜んでもらえるか」「どうすれば疲れを癒せるか」という思いが込められています。
私たちは、そのお気持ちを忘れることなく、一つひとつを大切に味わい、感謝の気持ちで受け取っていきたいと思います。そして、日々の活動を通して、支えてくださる皆様に喜んでいただけるチームであり続けられるよう、精進して参ります。
萬谷大輝(花巻東3)