本日、晴れ間をのぞかせる雲の下、いよいよ秋田合宿が始まりました。
午前10時頃、森山館に到着すると、すでにOBの皆様から差し入れが届いておりました。球場では、応援する会の副会長・小畑様、秋田県支部長・亀井様、秋田県支部幹事長・吉田様より、お米にお水4ケース、激励金を頂戴しました。又、児玉様より1年前に収穫したお米を弊部のために秋田市内の冷蔵庫で保存いただき合宿に合わせて精米してくださるお米を210キロ頂戴し本日の夕食で美味しく頂きました。さらに亀井様からは、次のような熱いお言葉を頂きました。
「今年の干支は巳(み)の年です。蛇のように脱皮をして巳(身)になる秋田合宿にし、全国大会優勝につなげてください」
この言葉を胸に、私たちはこの合宿で一皮も二皮もむけ、全国大会の舞台で相手を圧倒できるよう精進して参ります。
また、私たちが何不自由なく合宿を行えているのは、陰で支えてくださる方々の存在があってこそです。その方々こそが私たちの力の源であり、このことを決して忘れてはいけない強く感じました。
ここ三種町は、3日前の雨の影響で比較的涼しく、最高気温も30度と東京に比べて10度の寒暖差があります。練習には非常に適した環境であり、この恵まれた条件に心から感謝しています。私たちはこの環境を生かし、士気と一体感を高め、全員が同じ目標に向かって練習に取り組みます。
初日は雨の影響でグラウンドが使えず、体育館をお借りして高校生以来となるシャトルランを行いました。久しぶりのシャトルランは、普段とは違う体力を使い、自分の弱点を発見する良い機会となりました。走っている仲間に全員が声を掛け合い、チームとして一体感のある練習ができました。
また、4班に分かれ、待機中の3班は体幹トレーニングや腹筋などを行い、空き時間も無駄にせず追い込むことができました。まさに“巳(身)のある”練習となり、チーム全体の意識が変わってきています。その後、小泉監督のトレーニングでさらに体幹と腹筋を鍛え上げ、グラウンドが使えない状況でも内容の濃い練習を行うことができました。
トレーニング後、グラウンドに向かうと内野が使用可能な状態にまで乾いており、キャッチボールを行った後、二班に分かれて球際を全力で取るノックと、ティーバッティング・連続ティーを実施しました。雨での制約を言い訳にせず、一つ一つの行動やプレーに全員が反応できており、雰囲気の良いチームになっています。
基礎を徹底的に初日に取り組めたことで土台ができ、2日目・3日目の連携練習に大きくつながると感じました。初日の練習は、全員が声を掛け合い、素晴らしい形で秋田合宿に入ることができました。この雰囲気を維持し、誰一人欠けることなく全員で優勝を勝ち取れるよう、練習から全力を尽くします。
又、差し入れをして下さる方々は、私たち選手のことを想い、必要な物を考え、準備し、遠方から運んで下さいます。その一つ一つには、大きな愛情とたくさんの手間暇が込められています。私たちは、そのお気持ちを決して当たり前と思わず、頂いた差し入れは、支えてくださる皆様の温かい想いとともに大切に頂き、練習や試合での力に変えてまいります。
心より感謝申し上げます。
私にとっては最後の合宿が始まりました。右も左も分からなかった1年生の頃から4年が経ち、多くの先輩方にご迷惑をおかけしながらも成長してきました。今、その成長した姿を見せられる舞台は、最後の全国大会しかありません。昨年、先輩方が築き上げてくださった日本一の座を守り、必ず二連覇を達成するため、この合宿で最高の状態に仕上げます。有終の美で締めくくれるよう、人一倍努力し、悔いのない合宿にします。
本日OB、関係者の方々から差し入れを頂きました。
【お米、飲料水】
小畑悟様(応援する会副会長)
亀井哲夫(秋田県支部長)
吉田英一様(秋田県支部幹事長)
児玉信長様【お米210キロ】
松本様(アズ企画設計)【アクエリアス5箱】
べらぼうマスター 成田様
福田幸一(平成元年卒)様
工藤明様(平成10年卒)
三橋 朋徳(令和6年度卒)お父様
原田お父様