令和6年度浜松合宿 8日目

本日は、浜松合宿最終日。昨日の晴天とは打って変わり雨が降り続く中での最終日となりました。

 

行きのランニングが終わり球場に着くと雨が降る中アップを行いました。アップでは最終日ということもあり全員が最後の力を振り絞り合宿を通して最も活気の良いアップが行えたと思います。

アップが終わるとグラウンドが雨の影響で使用できない為、外野の人工芝でキャッチボール、遠投を行いました。このキャッチボール、遠投では雨天での試合を想定して全力で送球をしてしまうと指からボールが滑り安定した送球が出来ないので8割の力で正確に送球する事を心掛けながら取り組みました。

その後野手と投手に分かれ野手は初日に鈴木様、大塩秋様から頂いた丸太を使いポール間ダッシュを、投手はブルペンに入り投げ込みを行いました。野手は合宿最後の追い込みをテーマにダッシュ5本、バック走5本、四股踏み3本を行い、雨の中その雨を吹き飛ばす勢いで取り組みました。投手はキャッチボールと同様に雨天での試合を想定しながら投球練習を行ないました。やはり普段の投球とは違い雨の影響でボールが滑り直球や変化球の精度、コントロールが悪くなっていました。そんな中でも4年生の田中、木藤を中心にどうやったら四球を極力無くしながら試合を作れるのかを話し合いながら投球練習を行い試合に繋がる練習が出来ていたと思います。

合宿最後のメニューでロングティーを行いました。ロングティーに取り組んでいるとこれまで降っていた雨がさらに強くなり、まるで私達に試練を与えている様な気がしました。そんな中一人2箱を目安にその試練を乗り越えようと一球一球声を上げながらバックスクリーンに向かって打ち込み今年の浜松合宿の全日程が終了致しました。

 

私は本年度の主将を務めさせて頂きます。本年度の目標は日本一奪還を掲げ四ヶ月が経過致しました。この四ヶ月の間、そして浜松合宿を通して、日本一を達成する為には上級生の影響力が大切だと感じました。下級生は良くも悪くも上級生を真似してしまいます。その為、まずは私自身がチームの先頭に立ち、プレーや普段の行動、言動において手本となることでそれを見た上級生から下級生へと伝染し、チームに善循環を引き起こせると考えています。

伝統ある弊部の主将を務めさせて頂くからには、野球に対する姿勢、そして結果で主将としての自覚、覚悟を証明出来る様精進して参ります。

 

2月18日から始まった浜松合宿では様々な方から激励のお言葉と差し入れを頂きました。私達中央大学準硬式野球部を昔から応援して下さる関係者の皆様やご父母の方々が沢山の差し入れをして下さり、OBの方々が貴重なお休みを利用して悪天候の中練習のお手伝いをして下さるなど、潤沢な環境で何不自由なく、この合宿を終えることが出来たことに心から感謝申し上げます。3月11から全日本大会への出場権をかけた関東大会が始まります。昨年の関東大会では早稲田大学に敗れ大変悔しい思いをしました。その悔しさを晴らす為、必ず優勝を納め全日本大会への切符を掴み取ります。

温かいご声援の程、宜しくお願い致します。