令和6年度浜松合宿 7日目

本日は合宿7日目でした。昨日まで降り注いだ雨が上がり、日中は晴天に恵まれ、名城大学とオープン戦を2試合行う事が出来ました。昨夜の選手間ミーティングで決めたテーマは、全力疾走を徹底する事、各個人がこの冬取り組んできた課題を実践の場で試し、一投一打を価値のあるものにする事でした。

2試合を通じて投手陣は、ストライク先行とストレートをコースに投げ切るというテーマを持ち取り組みました。しかし、カウントを悪くしてしまう場面が多く、守備へ流れを持ってくる事が出来ませんでした。

打撃面では1試合目、早いカウントから強いスイングが出来る選手が多く見られました。積極的に振りに行くことは、タイミングを測ることが出来、その後のヒットに繋がります。更に、投手の立場から見ても早いカウントから強くスイングされることによりプレッシャーを感じ投げづらくなる事に繋がります。この意識を継続させ関東大会にも繋げていきたいと思います。

2試合目は、相手投手の高めの球に対し手を出し、ポップフライを上げたアウトが多く見られましたが、選手間で高めに手を出さない意識づけをし、打線の繋がりを実現することが出来ました。今年からは低反発のバットに変わり練習から普通のバットに比べ飛ばないという感覚があります。そのため高めの球に手を出して遠くに飛ばそうとしても外野フライが増えてしまいます。これからの関東大会の為にも低い打球を飛ばし野手の間を抜くような打球を飛ばす意識で取り組むことが出来たことは今後にとても生きると感じました。

守備面では、2試合とも1つのエラーから失点してしまう場面がありました。昨シーズンからエラー数が多く、投手に多大な負担を掛けてしまう試合があった為、冬の期間守備練習に重きを置いて練習して来ました。しかし、実際に打者が打つ打球とノックの打球では回転の掛かり方など微妙に変わってきます。これからの練習では冬の期間基礎練習で鍛えた力を試合の場で発揮する為にもフリーバッティングで内野を守り打球を捕るなど工夫をして取り組んでいきたいと思います。

そして、本日の試合で犠打を全て成功させることが出来たこと、積極的に盗塁を仕掛けることが出来たことは、更に磨きを掛けて次の試合も継続していきます。現段階で、調子の善し悪しはありますが、どのように関東大会までキープしていくか、また、どのように上げていくか、本日の試合の反省を元にチームとしても個人としても、更なる成長を求めて取り組んで行きます。

 

私は今回の浜松合宿が始まるにあたり、上級生としての覚悟を持って来ました。プレー面でも、昨年結果を残せなかった悔しさを胸に、全ての面で昨年の自分を超える目標を持っていました。大一番で誰からも信頼される選手が私の理想像であります。まだまだ実力不足や人間としての成長が求められています。この浜松合宿では打撃面で手応えを感じる事が出来たので、継続してスイング量を落とさず関東大会に向けてアピールして行きます。

 

本日は、名城大学様、ご父兄の原田様、松浦様、大森様、沼澤様、山井様から差し入れを頂きました。私の両親は岡山から車で球場まで応援に来てくれています。このような事は決して当たり前ではありません。私達は家族の支えがあってこそ、大好きな野球が出来ています。家族に対する感謝の気持ちを決して忘れることなく明日からもプレーしていきます。そして、日本一という結果で家族を始め応援して下さる方々に恩返しを必ずする為、一体となって負けないチーム作りをします。浜松合宿も残り一日となりましたが、やり残すことがない様、全員で士気を上げて全力で取り組んで参ります。