令和6年度浜松合宿 5日目

昨日から雨が降り続く中、合宿5日目が始まりました。昨日から桑原様が湖畔の家に宿泊して下さり、掛川西高校までの送迎やバッティングピッチャー等練習のお手伝いをして頂きました。早朝から中央大学準硬式野球部OBである大石様が湖畔の家までマイクロバスで迎えに来て下さり、掛川西高等学校の室内練習場とウエイトトレーニング場を使わせて頂きました。室内練習場に着くとアップが始まり、長距離移動と合宿後半となり体の疲労も出てきた為、ストレッチ系の動作を行った後に体のキレが出るアップを行いました。活気のあるアップをする事が出来ましたが、統一感は欠けてしまいました。チームとして動く以上まとまりが必要となるので明日以降まとまりのあるアップを行う事でチームとしてさらに成長出来ると感じました。次に、ティーバッティング、ピッチング、ウエイトの3班に分かれて練習を行いました。ティーバッティングでは本年から低反発バットが使用され、打球の飛距離が出にくくなるので数振る事をテーマとし、連続ティーで振る力をつけました。特に、ピッチングでは100球〜150球を毎日のノルマとし、試合後半に投手を変えれない状況の中でも投げ抜く事が出来るようにこの合宿で完投力を身に付けたいと思います。投手陣全体的に制球にバラつきが目立ち、安定感がない為、野手との信頼関係を築いていく事が難しいと考えられます。野手との信頼関係を構築していくためには、練習に取り組む姿勢が非常に大切となるので野手からこの投手の後ろなら守りたいと思ってもらえる様な投手陣を作り上げたいと思います。ウエイトトレーニングではワットバイク3セット、スクワット3セット、ベンチプレス3セットをノルマとし、その後各自で考えながら自分自身に必要な部位を鍛えました。まだまだ他大学と比較するとフィジカル面で劣っていると感じているので、これらのトレーニングを継続して行っていく必要があると感じています。午後からは、掛川西高校の高校生と一緒に甲賀様からより呼吸を意識した新しいトレーニングを学びました。正しい呼吸を行う事で胸郭の可動域が広がり、野球で良いパフォーマンスを発揮する事が出来る様になります。また、睡眠の質の向上や緊張した場面でもリラックス出来るという効果もあります。正しい呼吸を教えて頂く前と後では全員の数値が格段に良くなっており、継続して続けていく事で野球での変化が感じられると思いました。

私自身の合宿の目標は、大事な試合を任される投手になる事です。具体的な投球内容としてはテンポよく野手が守りやすいリズムで投げ、右打者左打者関係なくインコースに投げ切れる制球力を身につけたいと思います。合宿5日という事で体重も増えており、体重移動がスムーズに出来るようになり、ボールの力もついてきた為、継続して心身共に鍛えていきたいと思います。また、これから実戦形式の練習が増え、練習の成果を発揮出来る場面が多くなるので全力でアピールし、信頼される投手になりたいと思います。

本日は、豊田様(平成19年卒)小柳様(令和6年卒)城様、高垣様、田中様から差し入れを頂きました。小泉監督より日頃から指導して頂いている様に、差し入れして頂いている方は時間など手間暇をかけて送って下さっている事を忘れずに感謝して頂きたいと思います。

私達中央大学準硬式野球部が合宿に集中出来る環境を作って頂いた、大石様からミーティングして頂き、裏で動いている方まで理解する事で視野がさらに広がるという事を学びました。この合宿が当たり前に出来ているのは目に見えない方々の支えがあるからだと改めて感じました。また、上級生として周りへの気遣いが出来ていない部分が目立ってしまったので、浜松合宿を通して大きく成長し、負けないチームを作り、社会でも活躍出来る様なチームになりたいと思います。