令和6年度浜松合宿 4日目

本日は悪天候でグランドに向かう事ができないなかで合宿4日目が始まりました。昨日から引き続き中央大学準硬式野球部OBの杉山様が湖畔の家に宿泊して頂き、早朝から練習のお手伝いをして下さいました。本日の練習も悪天候のため体育館での練習となりましたが、上級生下級生関係なく、全員が自発的な行動且つ前向きな言葉を発しながら取り組む事ができました。本日の練習は悪天候の為体育館で行いました。

練習の中でも32名全員で知恵を絞り、現在チームに何が足りないのか追求することで、関東大会優勝に少しでも近づく事ができるよう練習に取り組みました。今年度から準硬式野球も低反発バットを使用しなければなりません。それに向けてアップでは長打力を養う為にキレを出すラダートレーニング、ボールに力を伝える為の基礎筋力向上図り、ミニハードルでの跳躍系トレーニングを行いました。

ウォーミングアップを終え、本格的に筋力向上を図るトレーニングを行いました。下半身トレーニングを行った後、体の柔らかさと強さを並行して鍛えるブリッジ歩行、倒立、倒立歩行、等全身を使うトレーニングを行いました。次はボールを使ったシャトルラン方式でトレーニングを行いました。このトレーニングは、盗塁やスコアリングポジションから本塁へのタイムを上げること、守備面では守備範囲の拡大の効果を期待し行いました。ミーティングを行い練習に取り組む事で部員全員がトレーニングの効果を意識し、より質の高いトレーニングを行う事ができました。

 

午後からは技術練習を行いました。内野手、外野手、投手、捕手に分かれ基礎を見つめ直し内野手はゴロ捕球やハンドリング練習。投手はシャドウピッチング等、各ポジション毎基礎練習を行いました。ゴロ捕球では軸足の溜めを意識しハンドリング練習では反発の高いテニスボールを使用し柔らかい手首の使い方を意識しました。この基礎練習がグランドで打者が打った打球処理能力を向上させる事は明確に分かっています。悪天候の中でしか室内練習は行いませんが室内練習だからこそできる基礎的な練習をこれからの実践練習や紅白戦、対外試合で力を発揮したいと思います。

 

また、本日は杉山様(平成21年卒)桑原健介様(平成24年卒)、から差し入れを頂きました。杉山様は、湖畔の家に宿泊して頂き2日間に渡って御指導頂きました。桑原様は、本日早朝からお足元の悪い中、天竜までお越し頂き練習でご指導して頂きました。このように私達は、多くの方から応援されていると日々実感しております。この恩は関東大会で優勝し、全日本大会出場を決め、日本一を獲ることでしか恩返しはできないと考えております。その為に、この浜松合宿を通じて部員全員が1つの目標に向かい、足並みを揃えて歩んで行かなければなりません。浜松合宿も折り返しとなりましたが、ここからチームの士気を上級生から上げ、日本一を獲れるまで闘争心を持ち野球に取り組んで参ります。