秋田合宿 最終日

秋田合宿最終日は紅白戦を行いました。紅組は春のリーグ戦や全日本選手権の予選会などで主力として出場していた選手が中心となり、白組は今まで出場機会が少なかった選手での試合となりました。紅組は2回表に連打で先制点を上げましたが、3回裏には白組が紅組のミスも絡みながら2点を上げ、逆転しました。その後は白組が徐々に点差をを広げ結果は8対2で白組の勝利となりました。この紅白戦振り返ると白組が得点を重ねている回に注目するとミス、もしくは四球が絡んでいます。紅組の選手は簡単なアウトを簡単に取ることの難しさ、出来て当たり前のプレーをこなす難しさを改めて実感する事が出来ました。ピンチを招いた時の内野手の投手に対する声掛けやミスした選手の自分から周りの野手に対する声がチームの悪い「流れ」を変え、ピンチをチャンスに変えるきっかけになります。特に試合終盤になれば、均衡した場面で手に汗握る場面でのバントや盗塁、マウンドでのピッチングなどいつもの実力を発揮出来ない可能性もあり、全日本選手権ではそういった劣勢の場面は必ずきます。この劣勢の場面でどう跳ね返すのか。それは今まで積み重ねてきた厳しい練習とこの秋田合宿で培ってきたどこのチームにも負けない強固な精神力を武器に戦うことです。この秋田合宿では宿舎から球場までの道のりをランニングで向かいます。初日はまだ青かった稲穂が合宿最終日となると稲穂が頭を垂れるようになるまで成長します。私達もこの合宿に来る前と後ランニング道中の稲穂のように一皮も二皮も剥け、大きく成長する事が出来ました。どこのチームよりも走って、どこのチームよりもバットを振って、どこのチームよりも練習してきた事に自信を持って堂々と大阪の舞台で躍動してきます。

 

また、8月12日から始まった秋田県三種町合宿では様々な方から激励のお言葉と差し入れを頂きました。私達中央大学準硬式野球部を昔から応援して下さる関係者の皆様やご父母の方々が沢山の差し入れをして下さり、OBの方々が貴重なお休みを利用して酷暑のなか、練習のお手伝いをして下さるなど、潤沢な環境で何不自由なく、この合宿を終えることが出来たことに心から感謝申し上げます。21日に全日本選手権が行われる大阪入りします。応援して下さる皆様のご期待に日本一という報告でお応え出来るよう、最終調整をして万全の状態で5連戦を戦い抜きます。

温かいご声援の程、宜しくお願い致します。