浜松合宿 1日目

本日から令和5年度浜松合宿が始まりました。

 

早朝4時半に南平の寮を出発し、バスで宿舎である湖畔の家に向かいました。8時に湖畔の家に着くと、天竜球場に向けてアップダウンの激しい5キロの山道ランニングで合宿をスタートしました。 

天竜球場に着き、最初にトレーニングを行いました。三角走や下半身トレーニングで野球動作の土台となる足腰や体幹を鍛えます。

この浜松合宿でチーム全員がシーズン1年間を戦う事の出来る強い体作りを目標に厳しいトレーニングを積み重ねていきます。

 

次にノックを行いました。普段練習をしている球場より大きな球場で練習を行う浜松合宿では外野の間を抜けた深い打球や頭を超えた打球を想定し、外野からカットまでの距離、カットから本塁までの距離を早く、正確に投げる事を意識して練習を行います。合宿を通して、大きな球場で一連の流れを何度も繰り返し練習する事で身体に染み込ませ、大会で失点を最小限に抑える事ができ自分達に優位な形で進める事が出来ます。

本日球場内に吹いていた強風により、キャッチャーの指示が外野まで届かない事で、内外野間のコミニュケーションが取れずエラーやミスが起きてしまう場面が多々ありました。どれだけ風が強くても試合は行われます。そこでチーム内の指示が通らずにミスが起き試合に負けてしまっては悔いが残ります。キャッチャーの指示が聞こえる内野手が外野へしっかりと伝え、選手間で頻繁に会話や予測できるプレーの確認を増やすことを徹底して練習を行なっていきます。

続いて、試合を想定しての実戦練習を行いました。

一本バッティングでは、選手一人一人の走塁ミスやエラーに対しての指摘の声が出ていませんでした。練習で起きたミスを見て見ぬふりして声を掛けずにいると試合の緊迫した場面で必ずそのミスが起き負けてしまいます。

明日の練習から指摘の声を今以上に増やし、試合で起こりうるミスを少しでも減らせる練習を行っていきます。

私個人では、守備位置や打球判断の御指導を頂きました。強風が吹くなかで、投手が投げるコースや球種、さらにバッターの特徴やスイング軌道で打球がどこに来るかを考え判断し、その都度守備位置を変えなくては取れる打球を取る事が出来なくなってしまいます。

この合宿で、考える力と観察力を鍛えチームを守備で救えるよう練習から取り組んでいきたいと思います。

本日は、吹き荒れる強風で集中力がもたずに送球ミスやエラーが起きた場面多く見られました。その集中力も全員で声を掛け合いながら高めていかなくてはなりません。本日出た様々な課題を乗り越えていけるよう、チーム一人一人が考え、当事者意識を持って明日からの合宿を過ごしていきたいと思います。

本日は弊部19年卒のOBである川島様が練習に参加し、私達にノックを打って下さりました。

また、差し入れを田中様、小田木様、藤田様、山谷様、三橋様から頂きました。この様に私達の為にご支援を下さるのは決して当たり前ではありません。

また、毎年快く私たちを迎え入れて下さり温かいお風呂と温かいご飯を用意して下さる湖畔の家の方々など、全ての方への感謝の気持ちを忘れてはなりません。ご支援して下さる方々へ結果で恩返しができる様、明日からの練習も精進して参ります。