2022年 秋田合宿 6日目

本日は秋田合宿6日目でした。5時15分からお風呂に入り、朝食を勢い良く食べる努力をチーム全員で行いました。昨日の悪天候もあり、行きのランニングから小雨が降っていましたが、球場の水捌けが非常に良く、午前中は何不自由無く練習に取り組める環境に感謝しなければいけないと身に染みて感じました。

ランニングを終え球場に着くと、直ぐにキャッチボールを行いました。私達の動きを見て池田さんから「体がきつい時程、足を動かして強いボールを投げるんだ」とご指摘がありました。合宿後半という理由に、自分に甘えて120%全力でやっていなく、体がきつい合宿後半こそ全日本大会で勝つ為、優勝する為に練習に取り組まないといけないと思います。その後、ケースノック、投内連携と守備中心の練習を行い、投手と一塁手の連携ミスが増える中で相手への思いやり、声を掛け合う事が大切で「投手はベースまでダッシュ、一塁手はベースにボールを投げる」を徹底します。

午後からは全日本大会のメンバー選考を兼ねて紅白戦を行いました。私は先発をさせて頂き、本日は直球を多めに、池田さんから御指導して頂いた投球フォームを意識するという課題で挑みました。3回を無失点に抑えるものの、バッティングカウントから打たれるべきして打たれる、テンポリズムが悪いと課題の残る投球となりました。常日頃から「カウント、打者のスイングを見て投球しなさい」と池田さんに御指導して頂き、一年生の時から試合で投げさせて頂いている経験を活かし、下級生に伝えていくのが上級生である私の仕事です。全日本大会では不用意な一球が試合を左右するのは勿論、ターニングポイントとなる一球があると思います。その時に私自身のベストボールが投げれるよう、状況に応じた投球をする練習をしていきます。練習途中に大雨が降り、中断している際にベンチで座っているだけの私達を見て「道具を綺麗にしたり、掃除をしたりと時間を無駄にせずやれる事をやれ」と今の私達に1番足りない事を池田さんに教えて頂きました。時間は皆平等にあるが、どう過ごすがで私達の運命が変わり、社会に出て模範の人になれると思います。

本日の夕食から、端岡様、真谷様、真玉橋様、大濱様、篠原様が私達の為に遠くから足を運んで宿舎に来て下さいました。皆様のお話を聞いて私も先輩のような素晴らしい人間になりたいと強く思い、今出来ることは全日本大会で優勝して恩返しをする事だと思っています。その為に秋田合宿を完全燃焼して全日本大会に繋げていきたいです。

又、本日もOBの方々や保護者の方々から沢山の差し入れを頂きました。頂けるのは当たり前ではないという思いを常に持ち、秋田合宿も残り3日、最後の最後まで泥臭く、勝つ為の練習を行なっていきたいと思います。(3年・石井竜弥)