浜松合宿3日目

4年 大濱安音夢

 

本日は浜松合宿3日目となりました。

 

午前中に紅白戦を行い、午後にケースノックを行い連携プレーを再確認し、その後バッティング練習を行いました。

 

紅白戦の試合内容としては、先発の大澤が以前から課題としている立ち上がりの悪さが出てしまい、初回から流れに乗る事が出来ず、野手陣もアウトを取れる場面での暴投などで失点をしてしまうという場面がありました。チームとしての打撃では初回から連続安打などで出塁をするも、その後の走塁ミスや無死満塁の場面でのライナーバックなどが出来ておらず、気が抜けたプレーが試合の序盤から両チームに多く見受けられました。

 

このような試合展開を関東大会やリーグ戦などの大事な試合で行ってしまうと負けに繋がります。又、本日はとても強い風が吹いており外野手の落球が四つもありました。その一つとして最終回同点の場面二死走者無しから私は簡単なセンターフライを落球してしまい、捕球していれば試合終了の場面でしたが、一気に二死二塁という一打サヨナラの場面を作ってしまいました。

 

このように、本日の紅白戦で私を含め外野手の落球が多くあった原因として、まず一つは強風に対しての対応力が全く出来ていなかったという事です。しかし強風など天候状況は試合開始前のシートノックなどで確認する事は出来ますが外野手同士での声の掛け合いやコミュニケーションが取れておらず、試合前の準備が出来ていなかった事が今回の紅白戦でのミスに繋がってしまったのだと思います。

 

打撃面では私は昨年、公式戦で26打席のチャンスを頂きましたが1本しかヒットを打つ事が出来ず、チャンスを手にする事やチームの勝利に貢献出来ず悔しい思いをしました。その為昨年から課題である打撃面を向上させるべく、冬場から今回の浜松合宿まで、私はスイングスピードを上げる為、通常のバットより重い1.2キログラムのバットを使用し、課題であるアウトコースのボールや変化球に対して引っ張り込んでしまう癖を直す為、打撃練習の際に脇を閉めてボールを引きつけ逆方向に強い打球を打つ事を意識し打撃練習に取り組んで来ました。その結果が徐々に今合宿での紅白戦や実戦練習などの場面で結果として出てきていますが、昨年はその1安打という結果に対して慢心してしまった事が自分の心に隙を作ってしまい、思うような結果を残す事が出来ませんでした。その為、現在の結果に慢心する事なく、一球一球に集中し常日頃から池田監督から御指導頂いている考える野球を心掛けたいと思います。

 

今年から私も最上級生となります。入部以来私は全日本大会優勝という一番の目標を達成する事が出来ず、大舞台を経験した事のある選手が多く居ません。その為私達には練習を積み重ね自信をつけるしかありません。浜松合宿も明日で最終日となりますが、最後まで気を引き締め個人としてもチームとしても大きく成長出来るよう頑張って参ります。

 

本日もOBの渡邊剛さん、今年度卒業された端岡陸さん、小宮山優生さんが選手達にノックを打って下さりました、球際の打球には私達に強くなって欲しいという気持ちが伝わり、やはり結果で恩返しするのが私達が出来る事だと思います。

 

また、昼食の際にはOBの河島さんと河島さんのご両親が選手全員に手作りの温かく美味しい豚汁を私達が練習をしている球場まで作りに来て下さりました。本日は今回の合宿で一番強い風が吹き、体も冷え込んでいた事もあり体の芯から温まるものでした。毎日OBの方々や保護者の方々から、差し入れを頂いてる事に感謝の気持ちを忘れず、明日が浜松合宿最終日となりますが、全員が同じ方向を向き頑張っていきたいと思います。