秋田合宿 4日目

3年 大澤魁生

本日は合宿4日目でした。本日も青空が広がり、野球日和の1日となり練習に励む事が出来ました。
午前中はシートノック、ケースノックを行い、午後はフリーバッティング、実戦形式を行いました。
私達は今年の全日本大会の出場を逃しました。その原因はチームの中に「自分さえ良ければいい」と思って行動している人がいて、それが弱さだと池田さんに御指導頂きました。チームが1つになる為に合宿を行っているのに、各々が自分の好きな様に行動していてはバラバラのチームになってしまうだけです。グランド整備に例えてみます。私達は現在一塁側のベンチを使用しています。そうすると「自分はベンチから近い一塁付近の整備をしよう」と自分が楽になるように行動します。このような事をしている選手は練習でいくら良いプレーが出来ても、必ず試合の大事な場面でミスをします。合宿が終わるまでに「自分さえ良ければいい」と思って行動している人が1人でもいれば、チームとして合宿を行った意味がありません。明日からの練習では「自分さえ良ければいい」と思い行動した結果がチームの負けに繋がるという事を各々が自覚してチーム力を高めたいと思います。
しかし今年の全日本大会出場を逃してしまったのは、私の投球の不甲斐なさが1番です。春の大会では1度も納得のいく投球が出来ず、チームを負けさせてしまいました。私は日頃、池田監督に素直に謙虚になりなさいと御指導頂いています。調子が悪かった春の大会中、ずっと結果を出せなかったのは素直に謙虚に池田監督の御指導を受け入れず、自分の投球に不貞腐れた態度を取っていたからです。私は自分の失敗でランナーを出した時や連打でピンチを招いた時に、平常心を保つ事が出来ず必ずと言っていい程、失点をします。今回の合宿でも東北学院との試合で先発させて頂きましたが、1回3安打、自身の失策により3失点で降板し、春の私と何も変われていない事を痛感しました。平常心を保つ為に日々のどんなに辛い練習でも辛い表情をせず強い精神力を付けていきます。そして東北学院との試合で最優秀選手賞を受賞した服部は約1年間故障に苦しんでいました。毎日リハビリを地道にしていた成果を出したんだという事を素直に受け止め、私が降板した後に服部が良い投球をした事に対する悔しさを持ち、練習に取り組んでいきます。
又、本日は庄司一春様がグランドに来て下さり、私達に貴重なお話をして下さいました。その中に1人1人が監督になれという言葉がありました。監督というのはチームが勝つ為に毎日色々な事を考えて行く人です。先程も申し上げました様に、今のチームには「自分さえ良ければいい」という人が多くいます。1人1人が監督となりチームの為に行動すれば、そのような考えはチームからなくなると思いますので。この言葉をヒントにチームを変えていきたいと思います。
本日も応援する会の方々、OBの方々、保護者の方々から沢山の差し入れを頂きました。色々な方々の支えがあってこの合宿が行われている事を全員が自覚し、1日1日の練習を全力で取り組んでいきたいと思います。