九州遠征2日目

4年 真玉橋 樹

本日は九州遠征2日目でした。
オープン戦を2試合行い一勝一敗という結果でした。本日の夕食の際、全ての選手があらゆる私生活面での姿勢が乱れがあるとの御指摘を頂きました。これはチーム全体の心の隙や甘えだと思います。今考えると私が一年生の頃、今とは全く違う緊張感の中で遠征や合宿を行なっていました。現在のチームは、一人一人の練習や私生活に対する姿勢に心の隙がありました。それは全員の意識の低さに問題があります。その中でも、私達四年生は言葉では後輩に指示を出していましたが、行動で見せるという事が出来ていませんでした。私達が一年生の頃の四年生の秋田合宿の目標は「行動でしめす」でした。この言葉通り、四年生が率先して練習では先頭に立って声を出す、掃除でも常に身の周りを綺麗にするなど行動で示されていました。四年生の行動を見る事で、一年生ながら私も先輩達に食らいついていこうという気持ちで練習や私生活に臨んでいました。チームの心の隙をなくす為にはチーム全員の意識が変わらなければなりません。その為に、本日池田さんから頂いたお言葉である「心が変われば態度が変わる。態度が変われば行動が変わる。行動が変われば習慣が変わる。習慣が変われば人格が変わる。人格が変われば運命が変わる。運命が変われば人生が変わる。」元メジャーリーガーの松井秀喜さんの座右の銘でもあるウィリアム・ジェイムズ(心理学者)さんが作られたお言葉を頂き、今の私達にぴったりな言葉だと思いました。素直な心を持つことを一人一人がこれまで以上に考えなければなりません。これまで、「泥臭さ」あっての中央大学準硬式野球部でした。しかし、近年その泥臭さをが薄くなくなってきています。泥臭さ=基本に忠実になる事です。その基本となる土台が欠けており、皆が一つの目標に向かっていない事からもう一度チーム全体で現状の行動を見直し、先輩方が作り上げた粘りある泥臭いプレースタイルを、もう一度取り戻せるように、常に一つ一つの物事の意味を考えて行動していきます。野球は常に反復練習の繰り返しです。その反復練習を淡々とこなすのではなく勝利への確率を上げる為に一人一人が1%でも高い意識を持てば全員で33%も上がります。このように、目配り・気配り・心配りを始め全ての行動に目的、考えを持ち行動に移すことで結束力は高まり勝ちに相応わしいチームができると思います。個人としては最上級生として「チームを引っ張るんだ」という気持ちが足りてません。高校時代、主将を経験させて頂いたにも関わらず現主将小谷や、副主将端岡の陰に隠れて任せっきりの現状が有ります。野球が上手い、下手は関係なく勝てるチームを作る為に、我を捨てて私が出来るチーム貢献を実行していこうと思います。
本日は佐々木様を始め、遠いところからOBの方々、応援する会の方々、父兄の方々が私達の為に球場に足を運んで下さい、差し入れを沢山して頂きました。応援して下さる方々あってこその私達だと思います。野球が出来ることが当たり前とは思わず、感謝の気持ちを忘れず取り組んで参ります。