浜松合宿最終日

本日は合宿最終日となりました。
昨日の雨とはうってかわり、気温が20度近くまで上がり、快晴の中練習を行うことが出来ました。
午前中にケースノックとフリー打撃を行い、午後から紅白戦を行いました。
今回の合宿で池田監督が常に仰っていた事が2つあります。
1つ目は「自分の苦手な事に取り組みなさい」
2つ目は「何事も意識して取り組みなさい」
という事です。
私は昨日の体育館でのトレーニングの際に壁倒立が出来ませんでした。本来チームを引っ張らなければならない主将という立場の私が、チームの足を引っ張ったという事実が、普段から苦手な事から逃げているという証だと痛感しました。チームを引っ張る選手だからこそ、自らに課題を課し、苦手分野を鍛えると共に、「逆境を跳ね返す精神力」を身に付けなければなりません。
2つ目の何事も意識して取り組むという点で、今合宿ではノックの際に徹底的にカバーリングの練習を行いました。無駄な進塁をさせることで点に繋がり、その1点で負けてしまいます。その徹底力の無さが昨年の全日本大会、秋季リーグ戦の敗戦に繋がりました。ただカバーに行くのではなく、「先のその先まで考えて意識し行動する事」この言葉を池田監督より練習中常に言われていました。個人が意識するだけでなく、チーム全体として意識して取り組む徹底をしなければなりません。
又、本日の紅白戦では先発大澤が乱調で降板後、ポール間走を行なっていました。しかし、乱調には原因がありその原因を克服するために練習をしなければなりません。ポール間走をして投球が良くなるということはなく、その日の課題を持ち、投げ込みを行うべきでした。その行動こそが逆境に立ち向かっていくという事です。それを池田監督に指摘されてから行うのではなく、自ら考えて行動すべきだと思います。
池田監督に常に私達の立ち居振る舞い、ランニング姿を見て頂いているので、性格を見抜かれています。だからこそ素直に聞き入れ、実行する事こそ勝利への道であります。
「勢い」
これが私達の行動、結果を大きく変えるものだと今合宿で感じました。本日の紅白戦でもAチームがBチームに序盤で9点のリードを許すという展開になり、やはり私自身試合の始めの勢いが無く、受け身になっていました。その後に逆転する力と気力があるのならば始めからその勢いを出せという事です。私達を倒そうとしてくるチームに対して受け身になっていては間違いなく足元をすくわれます。
昨年、一昨年と日本一を逃し、3年ぶりの日本一を目指す2019年。苦手な事に取り組み、逆境を跳ね返す力を付け、他を圧倒する勢いを持ち、相手に試合終了まで牙を剥き続ける隙の無い戦いをし、応援して下さる方々の期待に応えられる結果を残したいと思います。
今合宿では沢山の飲み物や食べ物の差し入れを頂き、又、OBの方々に練習のお手伝いをして頂きました。池田監督が常日頃から仰っている、差し入れをして下さる方々の気持ちを考えると私達は本当に幸せだと感じます。この恩を日本一という結果で返せるよう練習に励みます。
合宿中に頂きました、OBの田中様、青木様のお手紙、また選手の合宿日誌を選手1人1人が暗記する事でチームが1つになる意識を持ちます。なので、明日の休日は頭のトレーニングです。
今後共、中央大学準硬式野球部に多大なる御声援を宜しく御願い致します。