秋田合宿5日目

3年 北野嵩博

 本日は秋田合宿5日目でした。
 午前中は広い球場を使った内外連携の守備練習と打撃練習、午後からは紅白戦を行いました。
紅白戦で私はBチームの2番ショートで出場しました。3度の打席機会で、送りバントのミスと進塁打を打てないミスがあり、守備でも1つの失策と中継プレーでの記録に残らないミスがありチームに迷惑をかける不甲斐ない結果に終わってしまいました。
私はレギュラーではありません。セカンドとショートを守る事が出来ますが、その両方のポジションどちらにも後輩のレギュラーが存在しています。レギュラーでない人間が試合に出る為には、1つのミスも許されません。
自分は先の先を考えて野球をする事が出来ていないと思います。例えば本日は、雨天の中での試合となりましたが、中継プレーで投げにくい外野手の気持ちを考え切れず距離感を詰めてあげる気遣いが出来ずに結果送球を逸らし、進塁されてしまいました。打球やポジショニングだけではなく、外野手の気持ちまで予測していれば、もう数メートル足が動いて送球を繋げられたと思います。
池田監督は常日頃から「試合は一球で決まる」とおっしゃっています。次の一球に対して予測出来る全てのプレーを深く考え、声に出し、ミスを無くさなければ全日本大会では勝てません。
また今年の全日本大会は、私の生まれ育った場所である香川県で行われます。両親を始めとする親戚の方々や、知り合いも多く試合を見に来てくれます。今のままの不甲斐ない自分では皆様にお見せできるプレーが有りません。今日の紅白戦をきっかけに新たに自分を変えなければならないと思います。
明日からもまだ1週間ほど秋田合宿は続きます。試合を決定づける一球の重みを考えながら先の先を予測したプレーを心掛け、誰よりも声を出し練習に精進致します。