秋田合宿 8日目

2年 眼龍 達矢

本日は秋田合宿8日目となり、天気も良く絶好の野球日和となりました。
本日は午前中に練習を行った後、私達が宿泊させて頂いている三種町が主催している三種町長杯に参加させて頂きました。午後から行われた東北学院との試合で私は6番ライトで出場させて頂き、そこで本塁打を含む2安打を放つことができました。そして、三種町長杯で優秀選手賞に選んで頂き、秋田の名産物であるじゅんさい鍋セットを頂きました。日頃親に心配を掛け続けているのですが、中々感謝の気持ちを伝えられていないので、自分が頑張っていることを形として送ることができ良かったです。
私は昨年、怪我で試合出場どころかベンチにすら入れないというとても悔しい思いをしました。合宿が始まる度に膝を怪我してしまい、全日本大会ではベンチ争いにすら参加することもできませんでした。これらのことから今年は情けない思いをしないよう、春からスクワットやタイヤ押しを行い下半身の強化をしました。更に合宿前には頭を丸め気合いを入れ、練習では誰よりも声を出し、往復のランニングやアップなどの一本一本を最後の一歩まで全力で魂を込めて走っています。全日本大会まで10日を切っています。そして昨年は全く手の届かなかった全日本大会のベンチ入りが目の前にあります。全日本で試合に出ることは並大抵なプレッシャーではないと思います。全日本で公式戦自身初となる安打を放つためにも、誰よりも強くスイングしていき自信をつけ、自分の力強い打撃をアピールしていきたいです。
私は高校時代、甲子園で本塁打を放ちました。本日の本塁打は一年間苦しい思いをしたこともあり甲子園で放った本塁打と同じくらい嬉しく、目頭が熱くなりました。しかしここで満足はできません。全日本大会という大会で今まで練習してきた成果や、怪我で苦しんだ分も全てぶつけていきたいです。私の母校である常総学院も現在甲子園で奮闘している状況なので、母校に負けずに自分も頑張りたいです。
また、今回の合宿が行われることによって三種町の町長の三浦正隆様を始め、沢山の方々の御支援に支えられていることを実感しました。感謝の気持ちを全日本優勝という形で届けられるようにも残り3日間一本でも多くバットを振り、全日本でスタメンとなりチームを引っ張れるようになっていきたいと思います。