オーストラリア遠征【5日目】

3年 原田 大輝


本日はオーストラリア遠征5日目となりました。まず、午前中はCurrumbin Sanctuaryというゴールドコーストの動物園に行きました。日本には無いスケールの大きさに圧倒され、カンガルーやコアラとも戯れることが出来ました。2年前のオーストラリア遠征では経験できなかったことができ、新鮮で楽しい時間でした。

 午後は現地のクラブチームの子供達に向けての野球教室を行いました。言葉が通じないので初めは不安でしたが、意外にも日本の言葉が話せる子供達がいて助けてもらいながらですが、とても有意義な野球教室となりました。オーストラリアの子供たちは日本人にはあまりない積極性があり、たくさんアドバイスをもらいに来てくれたので、私も真剣にプレーしアドバイスをしました。言葉が通じない分大変なところはありましたが試行錯誤しどうにか伝えたいことが伝わったので私にとっても良い経験になりました。

 オーストラリア遠征での試合が終わり、今季の試合は終わってしまいました。私は秋季のリーグ戦から試合に起用して頂けないことが続いています。全日本大会でも結果が出せず、秋季リーグ戦でも結果が出せなく腐ってしまう自分がいました。この遠征で終盤に守備固めとして起用して頂きましたがアピールできるところが少なくどのようにアピールしていいのか分かりませんでした。試合に起用されるのが当たり前だと思っていた自分がこの立場になり試合に起用して頂けることの有り難みを実感しています。また、試合に毎回遠方から休みの時間を割いて応援に来て下さる両親に対しても当たり前と思わず感謝していきます。結果でチームを引っ張っていけないこの立場に自分がしてしまい悔しい思いですが、すべて誰のせいでもなく自分のせいなのでまた0からスタートし雑用をこなしたりなど野球に対する初心を思い出し努力し自分と向き合っていきます。先輩方との生活も残り少ないので先輩方の良いところも自分に吸収し、新チームになってチームの柱となれるような選手に成長していきます。

 オーストラリア遠征も残り2日となりました。このチームで最高の思い出に、なるようまだまだ色々な経験をしたいと思います。また、この遠征にあたって支援して下さった、両親やオーストラリアの現地の方、私たち準硬式野球部を日々応援して下さっている方々に感謝の気持ちを忘れず残りの日数を過ごしていきます。