秋田合宿【6日目】

3年 緑川 皐太朗


 本日は秋田合宿6日目となりました。午前中は昨日に引き続き、東北学院大学さんと定期戦を行いました。昨日の試合は勝ちはしたものの最終回にミスが連鎖し大量失点をしてしまい、後味の悪い試合となりました。同じ失敗を繰り返さないためにも技術力の向上だけでなく精神力を鍛えていくべきだと思いました。本日の試合ではバントミスや走塁ミスでチャンスを潰す場面が目立ちました。この失敗を成功に繋げるためには練習しかないと思うので、全日本大会までの時間を全て野球に費やしていきたいです。
 私は昨年末に右足首を骨折して野球ができない日々が3ヶ月程続きました。そのため、春季キャンプでも練習に参加できずリーグ戦でも思うようなプレーができず試合に出場する機会も少なくなり悔しさ反面、焦りも感じていました。しかし、自分の生きる道は何かを考えて今日まで練習をしてきました。昨年の全日本大会では1回戦と2回戦の最終回の守備を経験しました。全日本大会はリーグ戦やプレーオフとは比べものにならない緊張感がありました。普段のプレーをその場で発揮するには精神力が必要だと私は思います。そこで私は『私生活から徳を積みなさい』という池田監督の言葉を常に頭の中に置き、落ちているゴミを拾ったり身の回りを常に整理整頓して、自分に自信を持てるように努めてきました。この合宿で、今までやってきた練習の成果を発揮して全日本大会2連覇に貢献できる選手になりたいと思います。又、上級生になったので自分のことはもちろん、周りの人にも気を配り勝つためのチームを築いていきたいと思います。
 本日はOBの方々から沢山の差し入れを頂き、夕食後にチーム全員で頂きました。甘いものや栄養ドリンクは疲れた体にとても染み渡りました。池田監督は「差し入れをするということは買うだけでなく郵送のために伝票まで相手の方が書いて下さっている」と仰っていました。それだけの手間をかけて私達のために差し入れを下さる方々の思いを理解して今後も練習に励み、全日本大会で最高の結果を残せる様チーム全員で努めていきたいと思います。