九州遠征【最終日】

4年 板垣 侑樹


本日は九州遠征最終日。雨天の為みゆきドームでの室内練習となりました。雨天にも関わらず、保護者の方が練習場まで駆け付けて下さり、改めて私達は多くの方に支えられて素晴らしい環境で野球が出来ているのだと実感しました。
私は今回の遠征で、代打などでチャンスを頂きましたが、得点の場面で見逃し三振を2度もしてしまい、チームとして、最上級生の4年生として、絶対にしてはいけないミスをしてしまいました。なぜこのようなミスが起きてしまったのかを考えてみると、自分自身の「気持ちの弱さ」や、チャンスをものにする覇気や雰囲気がなかったことが原因だと思います。今回の遠征を通じて1番「覇気」を全面に出せれなかったのは自分であり、池田さんから激を飛ばして頂けるまで、気づくことができず、最上級生になって自分に甘えが出てしまっていたのが今回の遠征で気づいた自分の弱さであると思います。普段の練習や私生活からもっと後輩を引っ張り、先頭に立って、見本となるような行動をとること。自分に厳しく辛いことから逃げずにぶつかっていくことが、自ずと気持ちの強さ、覇気のある人間に繋がっていくと思います。
 また野球の面では打席で当てただけのバッティングとなってしまい、凡打するケースがありました。試合でどれだけ強いスイングをできるかは、やはり練習で備わった自信から出るものだと考えます。普段全体練習で全員でスイングをしますが、その時に、どれだけ他の選手より強く振ることができるか、ピッチャーをイメージして振れるか、掌のマメの数がバッターボックスでの自信に繋がっていくのだと思います。自分はチームで少ない右打者として左投手と対戦する代打の場面が多いです。代打で出場する選手は打つ打たないの結果も大事ですが、チームの信頼や打ちそうなオーラを打席で出せるかが代打の機会が多い選手の仕事であると思います。自分はチーム全員に認めてもらえるくらいの選手となれるよう、日々の練習、自主練習から誰よりもオーラを出してバットを振っていきます。
 チーム全体では、今回の九州遠征3勝2敗という結果で終了しました。9回の裏にサヨナラを決めるような粘りを見せる試合をあれば、初回からエラーを3つも出してしまう、締まりのない試合もありました。今年は「負けないチーム」というのをテーマに新チームがスタートしました。バントミス、走塁ミスなど、小さなミスを無くして相手を助けないことがチームの勝利に繋がっていくので、今回の遠征での反省を関東大会までの残り少ない期間で一つ一つ潰していって、今年の目標である、「関東大会優勝」を絶対に成し遂げます。
 最後に九州遠征を通じて、お腹いっぱい食べることのできた美味しいご飯、試合の疲れをとることのできた温かいお風呂、保護者の方OBの方か差し入れを頂きました。この全てのことを当たり前だと考えずに、感謝の気持ちを常に心に置いて1日1日を過ごしていきたいと思います。