秋田合宿【最終日】

2年 上野 太一


本日は合宿最終日。私は4年生として、秋田での最後の合宿に様々な想いを持って練習に臨みました。

 悪天候の為、午前中で練習は終わってしまいましたが、宿舎へランニングで帰る9㎞道のりを一歩一歩踏み締めながら走りきりました。今年は主将として、チームを引っ張る立場で始まりました。今までに主将をしたことがなかったので、どの様にチーム作りをしたらいいのか全く分かりませんでした。しかし、自分の代でこの中央大学の伝統、強さを終わらせるわけにはいかない、その気持ちだけは一番強く持ち、ここまでやってきました。昨年の全国大会では悔し涙を流し、もう二度とあの思いはしたくないと全員で誓いました。本日のミーティングでは池田監督から「1年間を振り返ってよく考えてほしい。何の為に今まで辛い練習をやってきたか。」とお話がありました。勿論、12日から開幕する、全国大会の為です。この日の為に全て耐え抜いてきました。日本一になるために、自由な時間を割いてこの野球に費やしてきました。私達は準硬式野球界で一番の練習量だと自負しております。これは過信ではなく、自信となっています。時には辛い練習もありましたが、それを乗り越えるだけの仲間もいました。やれることは全てやってきました。

 そしてこの秋田合宿も出来ることを行い、確実にチームの力、雰囲気は上がってきています。私は今まで4年間試合に出場させてもらっていて、先輩に勝たせてもらっていた全国大会で、今度は私が主将としてチームの主軸として後輩たちを引っ張り、勝たせます。「去年よりチーム力が下がった。今年は勝てない。」そんな言葉を何度も耳にしてきました。それを聞く度に本当に悔しくて、「絶対にこのチームで勝つ」と私は思い続けてきました。ここまで来たら気持ちです。勝ちたい気持ちの強いやつが勝つ。4年間の集大成として、負けるわけにはいかない。それをプレッシャーに感じるのではなく、自分の力に変えて頑張ります。

 応援してくださる皆様に良い報告が出来るよう、岡山の全国大会では暴れてきたいと思います。

最後に、この秋田合宿でたくさんの差し入れやご声援をいただき、本当にありがとうございました。皆様に支えられて私達は野球が出来ていることに感謝してそれを結果を出すことで恩返しをしたいと思います。