秋田合宿【7日目】

3年 小貫 慧太


合宿7日目の本日は昨日に引き続き、三種町長杯2日目が行われました。

 今日も東北学院大に勝利し、優勝する事が出来ました。町長杯は昨年に引き続き2回目とまだ歴史が浅いです。けれども毎年三種町近隣方々に支えて頂き、そして野球に打ち込める環境を整えてもらい、本当に感謝しています。来年以降も地域住民の方々と交流を深め、町長杯が続くように願っています。

 自分は現在、遊撃手のレギュラーを上野と森田と争っています。2人より劣っていることはバッティングだと感じています。自分はこの合宿で強く振り切るスイングをする事を意識しています。以前まではボールに合わせてスイングくせがありました。これでは相手に威圧感を与える事が出来ません。まして、自分でもどうして中途半端なスイングをしてしまったのか悔いが残ってしまいます。だから結果はともあれまずは力強いスイングすると決めました。その結果、今日の試合では3本ヒットを打つことが出来ました。この感覚を忘れない様にバットを振り込みをしっかりと行いたいです。

 守備では、遊撃手を守っているので周りを見る目を持ち、プレーや声で守備陣を自分が引っ張るという気持ちで頑張ります。

 全日本大会初戦まであと5日です。自分は全日本大会の舞台に立つのが初めてで、一発勝負のプレッシャーが相当かかると思いますが春季リーグ戦でショートのレギュラーとして戦い抜いたこと、合宿のランニングの時に練習は嘘を付かないと自分に言い聞かせながら走り切ったことに自信に、中央大学準硬式野球部の誇りを持ち戦います。

2年 小林 良太郎


合宿もいよいよ終盤に差し掛かり残り2日となりました。三種町では涼しい日々が続いておりますが私達は目前に控えた全日本大会へ向けて熱く燃えたぎっております。

 本日は三種町長杯2日目、東北学院大学との試合が行われました。私は代打として出場しましたがセカンドゴロという結果に終わってしまいました。代打はいつでも1打席で結果を残すことが要求され、一球に対する集中力と執念の強さが結果に影響すると考えています。従って練習の時から試合を想定し、打席に立っていますが、実際の試合になると一球で決めることができず、悔しい結果になってしまいます。トーナメント戦では負けたら終わりなので勝つしか道はなく、勝利を手にするためには、必然的に勝負強く結果を残す選手がベンチ入りしなければなりません。いつも池田監督は最後の土壇場の場面で結果が出るかどうかは一振り一振りに魂を込めてバットを振った選手に神様が味方して打たせてくれる、ということをおっしゃっています。だから一球も無駄にすることなく魂をこめて練習をしてこの秋田合宿という最後のアピールできる機会を無駄にせずものにしたいと思います。

 又、この合宿ではバットスイングを手の皮がバットに張り付く程行い、池田監督にもマンツーマンでバッティングを教えて頂き、やっと試合や打撃練習を通して長打が出始めてきて、自分でも良くなっているのが分かるくらい実感しています。厳しい練習で体力を限界まで追い込んでいますがこの合宿を乗り越えれば理想としている長距離打者になれると信じて、引き続き練習に精を出していきたいと思います。

 全日本大会前の数少ない貴重な実戦の機会で各々が役割を把握し、やらなければならない事ができており中大らしい野球で全日本大会に繋がる非常に意味のある試合になったと思います。これからまだ少し時間があるので気を抜かず最後まで調整したいと思います。

 全日本大会で代打で出場する機会があると思いますが、プレッシャーに負けそうな時は秋田合宿で行ったバットスイングで血の付いたバットを見返して勇気をもらい、そして、得意とするカーブを積極的に狙い、辛い時に支えてくれた4年生の為にも、1打席に懸ける思いをバットに込めてフルスイングしてスタンドまで運びたいと思います。

1年 木下 愛


本日は、三種町長杯二日目でした。本日も勝つことが出来、優勝することが出来ました。三種町長杯はまだ二回目の大会ではありますが、それでも運営を計画して下さる方や、審判方など沢山の人が協力して下さっているので来年の三種町長杯も一生懸命取り組んで行きたいと思っております。又、本日の試合が全日本大会前の最後の試合でした。

 私は、本日の試合九番ピッチャーで出場しました。初回に6点とって頂き、すでに中大の流れでしたが、先頭打者に二塁打を撃たれ、バントと三振で二死にしたものの、二連続四球で満塁にしてしまいました。結果は無失点で抑えましたが、中大の流れと止めてしまいました。ランナーが三塁にいるというのが頭に入って、力みが出てしまい無駄なランナーを出してしまったので全日本大会ではピンチの時こそ冷静に投げていきたいです。二回以降はテンポを上げ、この秋田合宿の課題でもあった変化球でカウントをとるということが出来たと思います。バッターの面では全日本大会では指名打者がないため、ピッチャーも打席に立ちますが、ピッチャーに唯一求められる送りバントを失敗してしまいました。しかし試合後に先輩方からアドバイスを頂き、空き時間にバント練習を行いました。全日本大会まで時間はありませんが、一発でバントが出来るように練習していきたいと思っています。

 秋田合宿もあと一日となり、全日本大会まで一週間を切っていますが、まだまだ改善しないといけない点があります。自分で時間を見つけて練習し、全日本大会には自信を持って臨み、チーム一丸となり日本一を目指していきたいと思っております。

 又、私は1年生ながらリーグ戦でも登板させて頂き二勝することができ、全日本大会でも登板する機会があると思います。私は全日本大会に出場したことがなく、雰囲気や緊張感はありませんが、リーグ戦、日頃の練習、生活と大変御世話になっている四年生のために一球一球全力で魂を込めて投げたいと思います。緊張は勿論すると思いますが高校の時に甲子園で経験した独特の緊張感の中でプレーしたことを強みに投げていきたいです。