秋田合宿【6日目】

4年 勝山 大輝


本日で合宿も六日目となり、全日本大会まで残り六日となりました。本日は天候も心配されましたが、予定されていた二試合と中学生対象の野球教室を行うことができました。

  本日の試合は、久々の実戦であり全日本大会に向けた残り少ない実戦の場でしたが、まだまだ私達の心に甘えた部分があり、多くのミスをしてしまいました。私も第一試合に先発で出場しましたが、狙い球を絞りきれず凡退してしまったり、チャンスの場面で簡単に終わってしまいました。さらには守備でもチームの雰囲気を悪くしてしまうミスもしてしまいました。四年生として「日本一になる」という気持ちをチーム全体に持たせる立場でありながら、ミスをし自分自身もまだまだ心に甘えがあったのだと思います。現在レギュラーの座を原田に奪われています。レギュラーを勝ち取るためには原田以上に高い意識で練習し、努力しなければなりません。しかし、全日本大会まで残り少なく、これから技術を高めることは難しいです。しかし、本日池田さんが言われたように「心」を変えることは今からでもできます。心を強く持つことで、チームの雰囲気を変化させ、自分のプレーにも自信を持つことができます。今日のミスを糧にし、自分がやらなければいけないこと考え、周りに気を配りながら残り二日となった合宿をチーム全員で充実させ、全日本大会優勝に繋げていきたいと思います。

 私は四年間でなかなかレギュラーとして活躍することはできませんでした。しかしその中で一昨年も昨年の全日本大会でも私のプレーがきっかけで勝利することのできた試合もありました。結果を残すことができたのも、普段の練習から誰よりも集中し、取り組んできた結果だと思います。合宿期間中、池田さんに自信を持てと言われました。チームの勝利に貢献したこと、そして今までやってきたことに自信を持ち、全日本大会でもチームの勝利に貢献していきたいと思います。

3年 保坂 祐樹


本日で合宿も6日目となり、午前中は能代松陽高校、午後は三種町長杯ということで東北学院大学とオープン戦を行いました。又、試合の後は三種町の3つの中学校の選手が対象の野球教室が行われました。中学生と共に練習を行うことにより、初心を取り戻すことができ、とても良い刺激を受けました。

 全日本大会まであと1週間を切り、チーム、そして個々それぞれ気合いが入る中で、私は午前中の能代松陽高校との試合で先発しましたが、情けないミスや怠慢なプレーを繰り返してしまいました。牽制を挟まなかったり、打球処理での二塁への悪送球は入部した当初から言われ続けていることであり、池田監督に何度も怒られています。成長していないと言われたり、自分中心なプレーと言われることは、こういったプレーから与えてしまう印象であり、私の改善すべき課題であります。ピッチングが良くなってきた一方で、本日のようなミスをすることにより、自らのチャンスを潰し、いまいちアピールが出来ていません。この課題を一つ一つクリアしていかない限り、私の目標である真のエースには近づけないと思います。私は今まで誰よりも試合で修羅場を経験し、何度も悔しい思いをしては一生懸命練習してきました。足に重りを巻いて走ったり、関東大会全試合を投げたことを自信に変え、今自分に出来る事を十分に発揮し、アピールしていきたいと思います。

 母校との試合では気合いを入れて投げることができ、低め中心のピッチングで守備から流れを作ることが出来ました。ピッチャー陣が限られている中で本日出てしまったミスが原因でベンチ入りが危うい状態になってしまっていることはチームにも迷惑がかかりますし、私自身も情けない気持ちでいっぱいになります。打たせてとるというプラスの部分はこれからも伸ばしていき、間の取り方やフィールディングなどの苦手としている部分はしっかりと克服していきたいと思います。

私は池田監督に相手にされず、厳しい指導を受ける時もありますが、自分の短所をしっかりと受け止め謙虚に生活していくことが将来の自分に生きてくると思っています。池田監督がおっしゃる様に「魂を込める」という言葉を野球、そして私生活でも感じ、たくさんの人への感謝の気持ちを思い出したいと思います。

 私は昨年の全日本では短いイニングしか投げていません。今年こそは先発やリリーフでチームに貢献したいと心から思っております。私は小河原さんが投げない試合や、小河原さんの前後で投げる機会があると思います。テンポよく打たせてとるピッチングを全日本でも発揮し、昨年以上にチームに貢献出来るよう、今自分に何が出来るかを常に考えていきたいと思います。

2年 緑川 皐太郎


合宿六日目の本日はスカルパ球場にて能代松陽高校と東北学院大学と試合をしました。

 私は春季リーグ戦でセカンドゴロをエラーして試合に出るチャンスを失い、二ヶ月余り試合に出られず池田監督からも相手にされない日も続きました。けれども心を入れ替え野球に取り組みました。練習では周りの人より声を出したり、間の行動を速くしたり、送球を常に思い切りするなどしてアピールをしました。その結果、池田監督から少しずつ声をかけてもらえるようになり、やる気も湧いてきました。そして、今回の秋田合宿の紅白戦で出場する機会をいただきました。又、本日のオープン戦にも途中から出場させてもらえました。攻守共に積極的に自分らしさを出すことができアピールできたと思います。秋田合宿も残りニ日しかありませんが、全日本大会で勝つために自分が何をするべきなのかということを第一に考え、勝ちたい気持ちを形に変えていきたいです。雨の影響で涼しい日が続いていますが、夏本番の暑さに負けないためにも食事や生活習慣を正し日本一に向けてチーム一丸となり頑張りたいと思います。

1年 森田 啓吾


本日も雨が心配されましたが、予定通り2試合を行うことができました。

 午前は能代松陽高校、午後は東北学院大学との試合が行われ、私は1試合目の能代松陽高校との試合に1番ショートで出場することができました。試合に出場する機会が少ない私にとってこの試合はアピールする最大のチャンスでありましたが、初回に守備でのエラー、悪送球があり途中交代となってしまいました。ベンチに下がった後、池田監督から殺されそうな顔で怒られました。私はミスした後のベンチでの声の出し方にも足りない面がありました。私はただ声を出しているだけで、先輩方は指示を出したりし、先を読む声を出しており、チームにとってプラスの声を出していました。私を含め1年生はベンチに入る機会が少なく、声の出し方も分からない点がありました。全員がベンチに入る機会はあまり無く、勉強になり、明日からの試合に活かしていきたいと思います。本日のミスは合宿や合宿後も意識して克服していき、今後全日本大会などでもチームにとって必要な声をかけられるように意識し、取り組んでいきたいです。又、試合後野球で結果を出すにあたり必要なのは心。というお言葉を池田監督から頂き、この言葉を聞いて私の心、気持ちに余裕ができていなかったということを改めて実感することができました。攻めの気持ちを持つことでプレーの幅も広がり、プレーに余裕を持つことができると思うので、これからは心、気持ちでプレーし課題を克服していきたいと思います。

 残りわずかとなりましたが、明日には東北学院大学との1試合、そして明後日には最終日の練習が残っています。今日の試合でのミスが再び起こらないよう日頃の練習から正面に入って捕球すること。又、常に低く強い送球をすること。常に先を読んで行動することを心掛けていきます。残りの期間気持ちを入れ替え、初心に戻って精一杯頑張っていきたいと思います。