秋田合宿【2日目】

3年 福島 慎平


 本日もグランドまでの9kmの道のりを往復走り、練習をしたあと、能代市で行われた天空の不夜城のお祭り参加しました。
  私は今年で3度目の秋田合宿となります。昨年の秋田合宿では池田監督に努力は必ず実るからそれを信じて続けることだ。と個人的に指導していただきました。しかし、その年の全日本選手権大会では代打でバントをするのが私の役目でしたが、なかなか出場することが出来ないまま、チームは負けてしまいました。その悔しい経験から、自分の生きる道を考え、私は昨年の全日本選手権大会から右方向へ低く強い打球を流し打ちすることに取り組みました。最初は全く上手くいかなかったのですが、最近ではかなりの確率で打てるようになりました。現在のセカンドのレギュラーである大湾さんには試合経験やチームからの信頼感など劣っている所もありますが、自分の生きる道としてやってきた右方向への流し打ちや、グランドまでのランニング、元気や気持ちの込もったプレーをこの秋田合宿ではアピールして、セカンドのポジションを奪いにいきたいと思います。
  私たちが参加した天空の不夜城というのは能代市で2年前から行われており、23.5mもの城郭灯籠を太鼓を叩いたり笛を吹いたりしながら引いて回るというお祭りです。工藤様から招待をして頂き、現地の人たちに囲まれながら楽しい時間を過ごすことが出来ました。23.5mの城郭灯籠は近くで見るとより一層美しく、立派にそびえ立っていました。この城郭灯籠は日本一の高さを誇っています。私たちもこの城郭灯籠のように日本一になるという闘志がますます湧いてきました。ただ優勝して日本一になるのではなく、野球以外にも、ゴミが落ちていたら拾う、練習をしたら練習をする前よりも綺麗にするなどの当たり前の事を当たり前に出来ること、そして次はそれよりも高いレベルを目指す努力をすること、これをすることで誰からも認められる日本一を掴むことができるのだと思います。またその努力をすることが日本一に大きく繋がるのだと思います。
  秋田合宿はまだ始まったばかりですが、全日本選手権大会まではもう残りわずかとなりました。チームの1人ひとりが出し惜しみをすることなく自分の生きる道を周りに流されずこつこつ努力していき、個々のレベルを上げることで、チーム力の更なる向上を目指したいと思います。