九州遠征【3日目】

4年 延田 寛基


九州遠征3日目、本日で交流試合の全日程を終了致しました。

  本日は第一試合に九州産業大学、第二試合に久留米大学との交流試合を行いました。第一試合、第二試合を2勝で終えることができましたが選手それぞれ課題が多く残る最終戦となりました。

  私は第二試合で1DHで試合に出させて頂き5打数2安打という結果で試合を終えました。私は、普段出場している選手のように3打席も4打席も立てません。これまでの練習も1打席のため、1球のために一生懸命バットを振ってきました。

私は、何か野球や私生活で辛いことがあった時は去年の夏合宿で撮った手の皮がびりびり破れた自分の手を見るようにしています。

これを見て、辛く痛い思いをしてそれでも振り続けた証があるからです。1打席で結果を、残すことは簡単なことではありませんがその1打席をものにするために私は、まだまだ振り続けなければなりません。

また、7日から9日までで23敗と負け越す結果となりました。この九州遠征では、萩原が主将として現在のチーム状況に悩み、3年生の保坂が上級生として自分のピッチングに不甲斐なさを感じ、4番を打っている原田が2年生ながらその大役を任されるプレッシャーと闘っています。この3人だけでなく選手11人が現在与えられた立場に責任感を感じ、思うような結果が出せず苦しんでいます。しかし、その苦しみを乗り越えるため現在選手たちは本番の1回の成功のために何十回も何百回も繰り返し練習をしています。

 関東大会の初戦である323日まで残りわずかとなりましたが現在私達は自分たちの力の無さを自覚し、どんな辛い練習でも己を磨くために必死に食らいつき取り組んでいます。この九州遠征で収穫できた課題を一日でも早く克服できるよう更に精進して参りたいと思います。