九州遠征【2日目】

4年 松島 真樹


  本日は九州遠征2日目、午前中は福岡大学と、午後は九州共立大学とのオープン戦でした。

 1試合目の福岡大学との試合は、代打として出場しました。狙い球のストレートを振り抜きましたが、ショートの正面を突き、ヒットを打つことができず、1-6で負けてしまいました。

 そして2試合目の九州共立大学との試合は、5番指名打者として出場しました。2度、先頭打者として打席に立ちましたが、どちらもファーストフライ、サードフライと出塁できず、チームに勢いを与えることができませんでした。結果は2-4で敗北してしまいました。

 私は今、自分自身を変えるときだと思っています。昨年までのように、勢いに身を任せて打席に立つだけでは、チームを引っ張る存在として、失格です。私の打つ一球が、一打席が、チームに大きな影響を与えるということを自覚し、責任感をもって打席に入らなければなりません。本日の試合でも、流れを引き戻そうというときに初球から当てただけのフライを上げてしまいました。絶対にやってはいけないことを、絶対にやってはいけないクリーンナップがやっていては、勝てるはずがありません。頭を使って、時には熱く、時には冷静に判断し、試合の流れを読みながらプレーすることが今の自分に必要なことであり、今すべき事です。

 又、今チームにはムードメーカーが居ません。そのため、ここまでのオープン戦は試合の流れに流されっぱなしで、空気を変えるワンプレーが出ていません。私の持ち味は鋭いスイング、思いきりのいいバッティング、そして誰よりも元気で前向きなことです。こいつが出れば何かしてくれるんじゃないか、そういった信頼を集められるよう、練習でも試合でも自分に厳しく1打席1打席取り組んでいきたいと思います。努力し続けやっと手にしたレギュラーとしてチームに貢献出来るチャンスをしっかりとものにし、自分を変え、チームを変えられるような存在になっていきます。

   宿舎に帰れば暖かいお風呂、そして美味しい食事が用意され、ふかふかのお布団で寝ることが出来るこの整った環境の中、野球が出来ることに、そして本日もたくさんのOBの方やご父兄の方々が遠いところ球場に足を運んでいただき、その歓声の中野球が出来ることに感謝して、それを体現出来るよう、明日こそ、試合に勝って、まずは関東大会に向かって選手一同努力していきたいと思います。