オーストラリア遠征【3日目】

3年 児玉 健一郎


 本日はオーストラリア遠征2日目でした。朝は6時半から、海辺を全員で散歩しました。私自身が海を間近にする事が初めてでしたので、とても感動しました。朝のオーストラリアは風が冷たく肌寒いくらいの気温でした。朝は曇っていたため朝日は見れなくて残念でしたが、明日は見れるであろうことを期待しております。
 朝食はバイキング形式で、海の見えるホテルの1階で食べました。非常にボリュームのある料理ばかりで、ハッシュドポテトや即席手作りオムレツ、そして種類豊富なフルーツが印象的で、朝からお腹いっぱいになる事ができ、全員大満足の食事をすることが出来ました。
 本日の練習は、一日近くのグランドをお借りし行いました。全面天然芝のグランドで管理人の方もオーストラリアで一番良いグランドだと自負する程綺麗なグランドでした。練習内容はアップをしてから、ノックを行い、バッティングを行いました。バッティングの際には、今年の春、WBCオーストラリア代表の抑え投手のウィリアムス選手が私達の訪豪をうけてシドニーからアデレードにお越しになり、特別にバッティング投手をしていただきました。バッティング練習では限定6人と真剣勝負を行い、150キロ近いフォーシーム、ツーシーム、フォークボールでほとんどの選手が凡打に終わりました。しかし、その中で赤嶺選手がセンター・バックスクリーンをこえる本塁打を放ち、ホームランボールをもらいました。明日からの試合ではWBCに出場された選手、他の試合となるので、非常に緊張していますが、自分たちらしく思い切ったプレーをし、全力で野球を楽しみたいと思います。
 練習が終わり絶景の中、ランニングでホテルに戻り、5人ずつのグループに分かれ街へ夜ご飯を食べに出掛けました。私のグループはホテルから10分程歩いた、現地の方にも人気なメキシカン料理を食べに行きました。注文の際に、「このお店で一番人気のある料理は何ですか?」などの英語をなんとか伝える事が出来、美味しい料理を頂くことが出来ました。私たちも必死に英語で伝えようとしますが、現地の方も懸命に私たちの言葉を聞き取ろうとしてくれるので、英語でコミュニケーションを取ることができています。
 本日も多くの方と多くの交流ができ、人生初の経験を沢山することが出来ました。明日はいよいよ、19時より試合を行いますが、私たち準硬式野球部全員が多くの方への感謝の心を忘れずに、明日も全力でオーストラリア遠征を満喫したいと思います。