浜松合宿【最終日】

4年 鈴木 雄也


本日は合宿最終日でした。曇り空の少し肌寒い中、中京大学とのオープン戦を2試合行いました。結果は2試合とも勝利しましたが、内容的にはミスもあり、反省する所が多々ありました。今年初のオープン戦で得られたことを、東京に帰ってからも活かせるようにしっかり練習していきたいと思います。
 今回の合宿のチーム目標は「挑戦」でした。これは合宿だけではなく、これからのチームのテーマでもあります。五冠、マナー・礼儀の日本一、己の限界への挑戦など沢山の「挑戦」があります。池田さんは日々「限界への挑戦なしには成長はない」とおっしゃっています。このくらいでいいやと思えばその先は見えず、そこにたどり着くこともできません。しかし、そればかりを考えてしまうと、ただ量をこなすだけのやらされている練習になってしまいます。今回の合宿でもただやっているだけの場面がありました。今のチームの一番の弱点だと思います。なぜこれをしなければならないのか、これをすることによってどうなるのか、質を追い求めていく必要があります。
 その行動の中で失敗をし、壁にぶち当たることも時にはあります。大切なのはその壁をどう乗り越えるか、乗り越えるために努力が出来るかだと思います。ライバルは他の誰でもなく自分です。自分に勝てない弱い男は相手に勝てるわけがありません。チーム一人一人がこのような意識を持てた時、真の強いチームになれる入り口に立てると思います。
 私は新チームから主将を務めさせていただいています。1,2,3年次とは全く違い、常に周りに目を配り、チーム全体の事を考えて行動するよう努力しています。野球の面、私生活の面全てにおいてお手本になりたいと思っていますが、まだまだ足りない部分が沢山あります。まずは主将である私がしっかりとリーダーシップを発揮し部員を引っ張っていきたいと思います。
 また、現在私は就職活動をしております。野球には代打やリリーフがありますが、人生には代打やリリーフはありません。つまり、全て自分次第であるということです。目標を明確にし、一日一日を無駄にしないように努力していきたいと思います。
 今回の合宿も多くの関係者の方々がグラウンドまで来てくださいました。多くの方々に愛されている素晴らしい部で大好きな野球ができることを誇りに思い、さらに愛される部になれるよう精進していきます。