秋田合宿【10日目】

3年 伊藤 啓太 


昨日で秋田合宿を終え、本日は移動日でした。野手はフェリーで移動し、投手は少しでも疲労を取る為、飛行機で移動しました。そして、夕方に北海道に到着しました。
 今年の秋田合宿では、チームにとっても個人にとても収穫の大きい合宿となったと自分は感じています。
 自分は今回の合宿の目標としてチームの結束力、士気を上げることをとても意識していました。それは今年は例年とは違い、全日本大会開催がが早く、秋田合宿終了後そのまま北海道に乗り込むことで秋田合宿でのチーム状態が非常大切だと思っているからです。なので練習では三年生として後輩を引っ張り、チームに影響のある声を出したり、練習以外でもいろいろな人とコミュニケ―ションをとったり常にチームの状態を上げること意識して行動していました。八月九日、寒風山をランニングで登るトレーニングをし、選手全員で励まし合い全員が頂上にゴール出来た時の雰囲気はチームが一つとなっていると感じ、とても辛い練習だったのですが自分は結束力が深まっているのを実感し、これがチームだと感じました。
チームの結束力、士気を意識することにより、自分も緊張感を持って活気の入った練習が出来、個人としても収穫の大きい合宿となりました。
 

 あと一つ今感じていることがあります。
それは「感謝」です。合宿はたくさん辛い時もありますが、こんな貴重な経験は社会に出てからは絶対経験出来ることではないし、みんなで全日本大会優勝という一つの目標に向かって頑張ることも今しかありません。食事一つをとってみても、池田さんがおっしゃっていたように、美味しい御馳走が何日も食べられるのも部を支えて下さる方がいるからで、支えて下さる方がいなければ食べられる事も出来ません。もう一度、支えて下さる方がいるから今の自分達があることを考え直し、感謝の気持ちを持って日々を送りたいと思います。
そして恩返しとして全日本大会で頑張っている姿を見せて優勝したいと思います。