秋田合宿【最終日】

4年 東舟道 大介


本日は、秋田合宿最終日でした。昨日に引き続き、中京大学と定期戦、富士大学と練習試合をしました。天候が心配されましたが、無事に晴れ2試合とも消化する事が出来ました。

 

 中京大学戦では、3対0の引き締まった試合でした。投手をはじめ、守備がしっかりしており、1点も与えない理想的な野球ができました。攻撃では、走塁ミスが目立ち自らチャンスを潰す事が多く、投手を助ける事が出来ませんでした。

 2試合目の富士大学戦では、序盤に効率良く5点を取り、良いスタートが切れたのたのですが、心のどこかで「5点差あれば大丈夫」という甘い考えがあり、3回以降は得点する事が出来ませんでした。結果5対1で勝利したものの、このような試合展開では、一つの歯車が狂うと立て直しがきかず、昨日の様にあっさりと逆転されてもおかしくありませんでした。チャンスでは全員で集中して、1点1点積み重ねていけるような試合運びをして行けるよう、修正していきたいです。

 

 このチームは、ミスした人に対して厳しく注意する事が出来ず、お互いを慰め合うという悪いクセがあります。その結果、自分自身の殻を破る事が出来ず、ただの仲良し集団で終わってしまっています。日本一を目指すチームなら、お互いに悪い所があれば、厳しく接していかなければいけないと思います。この合宿で見つかったたくさんの反省点を、互いに叱咤・激励しながら更なる良いチームにして行きたいです。

 

 私自身、これまで辛い事から逃げてしまうような事が多々あり、一歩前に進む事が出来ないでいます。一歩前に踏み出す事が出来れば野球だけに関わらず、これからの人生で大きく成長する事が出来ると思います。自分自身を変える為、心を入れ替え日々成長していきたいと思います。

 

 秋田合宿では、旅館の方をはじめ、両親やOBの方など、たくさんの方々にお世話になりました。この合宿を無事に終える事が出来たのも、支えて下さっている方々がいたからだと思います。多くの方々への感謝の気持ちを大きな力に変え、全日本大会3連覇という形で恩返しできるよう、精一杯プレーしていきたいと思います。本当にありがとうございました。