秋田合宿【6日目】

4年 亀井 豪人


 本日で、秋田合宿も移動日を含め、6日目でした。
 1日の流れは、6時半に起床し、体操、朝食。球場まで9キロの道のりをランニング。かえる跳びや手押し車、股割りを中心としたアップを、中央大学の校歌、応援歌が流れる中で行います。その後、キャッチボール、池田さん、走さんの熱のこもったノックです。球場を使わせて頂けるということで、普段できないような中継プレーやカバーリングなども存分に練習することができ、非常に充実しています。昼休憩に入る前にフリーバッティングも行うのですが、今回の秋田合宿での打撃練習は、基本的にロングバットを使用しています。この意図を各々がスイングを繰り返しながら考え、自分でそれを理解し、取り組んでいます。どうすれば、自分の思い描く打球が打てるのか。 考えるというのは、人間だからこそできることなので、野球で考えるのは当然ですが、私生活から、常に頭を使い、考え、魅力的な人間になるべく日々努力していこうと思います。
 午後からは、試合形式でのバッティングです。これもケースに応じて、自分で考えての練習になります。また、守備も試合と同じ感覚なので、本当に良い練習になります。1・2年生を中心に外野で、ロングバットでのロングティーを行うのが球場でのラストメニューです。1人、2箱から3箱打ち込みます。これだけバットを振り込むと、手もボロボロになりますが、その中で、どれだけ自分に厳しく出来るか、というのも大きなテーマです。また宿舎まで、帰るのも行きと同じくランニングなのですが、私は、どうせ走るのなら、自分のためになるよう走る事を意識しています。
 このようなハードな練習で、夜は9時過ぎに眠りについてしまったり、全身筋肉痛で体が動かなくなったりします。しかし、これを乗り越えた先には、昨年と同じく日本一という、何事にも変える事のできない大きな喜びを味わえることを信じ、また、池田さんがいつも話して下さるように、社会に出てから、この経験が生かされることを信じ、チーム全員で1人も欠けることなく素晴らしい環境で大好きな野球ができることに感謝の気持ちを忘れず、
これからも頑張りたいです!!