浜松合宿【最終日】

3年 帯金 徹


私の今シーズンの目標は「送球を安定させる」と、「バットを強く振り切る」の二つです。合宿中は特に送球に気を使いノックを大事にしていました。打撃練習では強くコンパクトに打つことを心掛け、一球一球取り組んできました。以上の目標の他に、もう一つの目標があります。それは、「周りを見て、先を読んだ行動がとれる選手になる」ことです。私は捕手であり、周りを見なければいけません。最初はゴミを拾うことなどの基本からですが、日常生活で転がっている私自身が成長できるきっかけを、常に探し吸収していく姿勢を大事に生活していきます。
 本日は中京大学との練習試合があり、選手一人一人が合宿で集中して取り組んできたことを確認しながら試合に臨めていました。さらに、今まであまり出場機会に恵まれていなかった選手も結果を残しており、チームの底上げにも繋がったと思います。練習試合は2試合とも勝利で終えることができ、「年間無敗」を目標に掲げるチームにとっていいスタートになりました。
 また、今年の合宿は主務という立場でもあるため、いろいろな方々との関わりが多い合宿でした。合宿所である湖畔の家の職員の方をはじめ、球場関係者の方、OBの方など、私たちをサポートしてくださる方と多く関わりました。これは、たくさんの方の支えによって、合宿を行えているのであると言えます。毎日のように父兄の方や、OBの方、高校の監督さんなどに差し入れを頂いていました。中大準硬のことを応援して下さる方が大勢いるんだな、と実感が湧くと同時に、これまで以上に頑張り、期待を裏切ることのないようにしないといけない、と、私自身を奮い立たせてくれるものでもありました。
 陽気に練習を盛り上げて下さる野々下OB会長、多忙な中であっても東京から静岡の長い道のりをトラックを運転して下さり、野球や私生活の指導を本気でして下る池田監督、いつも力強いノックや自ら選手の練習に入り盛り上げて下さる走助監督、指導者の方々にも感謝が絶えませんでした。
 今年のチームは二連覇がかかっていますが、一戦一戦勝つという点では、昨年と同様です。一戦を勝つために、一球のために私生活から目と気を配り、日々精進を重ねて行きます。
 今後共、応援の程宜しく御願い致します!!

2年 長谷川 雅宜


 合宿最終日!本日は、中京大学とダブルヘッターの練習試合でした。
私は本日試合に出場することはありませんでしたが、この二試合とも審判をやらせていただきました。中でも、二試合目は、主審をやらせて頂きすべての投球を誰よりも近くで見ることができ、とても良い勉強になりました。
 主審をやった中で一番感じた事は、「甘い球は打たれる」といういたって普通のことです。
私は近頃、ボールのノビ・キレ・スピード・変化の大きさ等を気にし、とにかくストライクゾーンにいいボールを投げようと思っていました。しかし、本日の二試合目主審をしたことにより、ノビのあるストレートやキレのいい変化球もコースが甘くなるとミートされていて、逆にノビのないストレートや、キレのない変化球もインコースやアウトコースいっぱいに決まるとほとんど打たれることはないことを学びました。そのため、これからの練習では、コースに投げ分けられるように一球一球を丁寧にベースのギリギリを突くような練習をしていきたいです。

私は、昨年十一月にナックルボールを投げたいという自分のわがままで、投手に転向させて頂きました。
 池田監督、走コーチをはじめ、チーム全体に迷惑をかけてしまっています。ストライクの入らないバッティングピッチャーを責めることなく励ましてくれるチームの先輩、同級生、後輩や、投手をやらせて下さっている池田監督、走コーチに今まで以上に感謝を忘れず、自分を磨いていきたいと思います。
 そして、日々思考を凝らし、ナックルボールを早く完成させ、チームの勝利に貢献出来るように頑張りたいです。大学生活悔いの残らないよう、最後まで諦めず自分にしかないものを追い求めていきます。
 これからも、応援宜しくお願いします。
 

1年 伊藤 啓太


本日は合宿の最終日で中京大学とダブルヘッダーで練習試合を行いました。今まで雨の多い天気でしたが,最終日は晴天で試合日和になりました。試合は一試合目、先にリードされる苦しい展開でしたが,粘りと集中力で終盤にかけて逆転をし7対6で勝利することができました。最後まで諦めないことの重要さを改めて実感しました。2試合目は逆に5点をリードしバットが振れている中京打線の反撃にも耐え5対3で逃げ切りました。
その後,最後の宿舎までのランニングを終え、湖畔の家の方々にお礼を言って宿舎を後にしました。初めて大学での試合を体験し、早くチームの戦力になる選手になりたいと感じました。
 今後はもっと強い攻める気持ちを持ち、フォームを確立させ、投球精度を上げていきたいと思いました。課題を克服するためにさらに努力をしていきたいと思います。 今日は自分にとって大きな一日となりました。